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On the Production
by 井口健二
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■の・ようなもの、IT FOLLOWS、DENKI GROOVE、ボクソール★ライドショー、TOO YOUNG TO DIE、Tokyo Comic Con初開催発表記者会見
そしてその中でのピエール瀧の位置づけも成程と理解できた
もので、これで瀧のイメージが変わるかとも思っていたが、
そうではなかったものだ。でもまあ電気グルーヴという音楽
ユニットの凄さは理解できた。
テクノという言葉には何となくSFに通じるところもあって
シンパシーも感じるところだが、今後の彼らの活動がどのよ
うな方向に向いていくのか、その辺も含めていろいろ期待も
湧いてしまう作品だった。
公開は12月26日より、東京は新宿バルト9ほか全国の映画館
にて、2週間限定の年越しロードショウとなる。
『ボクソール★ライドショー 恐怖の廃校脱出!』
2015年5月紹介『戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ!』などの
白石晃士監督が、同じく5月紹介『お化け屋敷列伝/戦慄迷
宮MAX』の公開にも採用された4DXシアター専用に制作し
た作品。
内容は、深夜にすすり泣く女性の声が聞こえるという廃校に
若い女性3人が白石監督自らが演じるカメラマンと共に潜入
するというもの。そのカメラマンの名前が田代なのだから、
これはまんま『戦慄怪奇ファイル』の一環の作品だ。
そしてその映像はそのまま劇場に配信されているという設定
で、実時間で物語は進んで行く。ただまあ展開はお化け屋敷
のようなもので、次から次にいろいろな驚かしのシーンが続
いて行くものだ。
しかもそれが4DXということで、椅子が動いたり背中をど
んと突かれたりの衝撃も次々に襲ってくる。さらに5月紹介
の作品は後付けだったが、今回は最初からそれが目指されて
いる訳で、雨は降るわ風は吹くわのオンパレードだ。
因に本作は25分の短編だが、それでもかなり濡れるほどの水
量で、これが長編だったら…と思ってしまったもの。ただし
各座席には水の噴射に関してはON/OFFスイッチが設けられて
いるものだ。降ってくるのは水だけではないが。
そして今回は、ユナイテッドシネマ系列での4DXシアター
のお披露目ということもあって、本編の上映前にはカーチェ
イスを描いたプロモーション映像と、『スター・ウォーズ/
フォースの覚醒』の予告編も4DXで上映された。
その中でも『スター・ウォーズ』の空中戦のシーンは、これ
は一度体験したいと思わせるもの。さらに公開時には映像も
3Dになるとのことで、これは本格的にアトラクションにな
りそうだ。
『ボクソール★ライドショー』の公開は1月16日より、東京
はユナイテッドシネマとしまえん他、全国の4DXシアター
で上映される。
『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』
連続テレビ小説『あまちゃん』などの宮藤官九郎が脚本監督
を手掛けた地獄の亡者を題材にした作品。
主人公は、憧れの女子に思いを伝えられないまま修学旅行の
バスで事故に遭い、何故か彼だけが地獄に落ちてしまった高
校生。その地獄からは現世に戻ることも可能だが、その姿は
閻魔の裁定により人間とは限らない。
しかも7回の黄泉がえりの間に天国に行けないと、地獄の鬼
にされてしまうという。そんな状況下で主人公は、何とか自
分の思いを彼女に伝えようとするのだが…。現世と地獄の時
間差で時がどんどん過ぎてしまう。
という物語と、先に地獄に来て既に鬼になってしまっている
先輩の音楽を、天国に行った家族に伝えようとするお話。そ
んな2つのミッションを達成しようとする主人公の奮闘ぶり
が描かれる。
出演は2007年6月紹介『遠くの空に消えた』などの神木隆之
介と、2008年11月紹介『ヘブンズ・ドア』などの長瀬智也。
他に桐谷健太、古田新太、宮沢りえ、坂井真紀、中村獅童ら
が脇を固めている。
地獄を描いた作品は過去にもいろいろあるが、その中で宮藤
官九郎らしさはそれなりに表現されていたと思える。ただ、
主人公は最終的に2つのミッションに関る訳だが、僕的には
後半の物語をもう少し丁寧に描いて欲しかったかな。
とは言え本作はすでに2時間超えの作品で、これ以上に盛る
ことは難しい。それに対して前半を短くすることは、多分若
い観客に歓迎されないのだろう。その辺が悩ましい作品だっ
た。
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12月06日(日)
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