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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File099】あゝ邦画戦争映画は燃えているか・・・Shall We タンク!【後編】
専ら更新のペースが月一と成りつつあり、いつもながらに観戦武官諸士には申し訳ない次第であります・・・観戦日誌の方も書き込み遅れがちだし・・・大汗。で、前置きはさて置き、早速逝ってみましょう!「馬鹿が戦車でやって来る」「2/26」と並ぶ邦画戦争(ミリタリー)映画を代表するプロップ戦車≠紹介します・・・それでは開演《開演ブザー》です。いつものように携帯電話の電源はOFFにして【いつもながら、この記述には資料的価値は全くありません】
【海外戦争映画の戦車たち】
海外の戦争映画には多数の戦車が登場してますが、如何せんそれらの車種は殆んど限られます。COIの「戦車が登場する映画会議室」で調べたところ・・・第1位がT34系、第2位はM4系そして大分差が開いて米軍M24・M41そしてM48系、他に旧ソ連T54/55&T62系戦車が大多数を占めました。独戦車が登場すると言っても、T34系を改造し独戦車っぽいのはまだ良い方・・・多くは独軍マークを付けただけ・・・本物が登場する映画は「撃滅戦車隊四千粁(ティーガーT型)」「雪の戦い(ティーガーU型)」等数える程です。ATFにとってベスト戦争映画のひとつ『戦略大作戦』に登場するT34改造ティーガー(戦略ティーガー)は、独特の砲塔やキューポラ、煙幕弾発射器、排気マフラー等々ファンの間でも語り草な出来だそうです。しかしT34系改造車の特徴・・・砲塔の位置が車体前方に寄り過ぎ・・・が如実に現れ、ご覧になると解りますが極端に前方寄りの砲塔で、車体前部が寸足らず状態です。これなら「ヨーロッパの解放」に登場したT44系改造車の方が、まだバランス的に見栄え良い・・・履帯も本物っぽく改造されてるし。難点は多少車体が平べったいくらい。また「SPR」や「BOB」の登場車両は、T34系改造車として良く出来ていますが、履帯はT34のまま。21世紀を迎え、流石のT34やM4も可動車両が激減、現用車両にグラスファイバーや鉄板製の上部構造を載せた着ぐるみやCG合成といった小細工も仕方が無い状況です。「スターリングラード(2001)」や「戦場のピアニスト」のV号戦車「BOB」「シャーロット・グレイ」のV号突撃砲「プライベート・ソルジャー」のW号戦車等、最初観た時に思わずおぉ〜≠チて唸ったファンも多いはず・・・。現在の技術からすれば撮影用のプロップ戦車など実寸通り復元するのも可能でしょうが、やはりコストや時間的問題からか、特に足回り・・・駆動系は再現が難しく、現用車両のそのまま流用、と言った改造が限界です。そんな状況ながら撮影用戦車として世界でも有数な出来具合の一台が、我が日本国内に存在していたのです(前フリが長ぇ〜んだって!)
【戦国自衛隊との出会い】
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11月30日(日)
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