ID:47402
ATFの戦争映画観戦記
by ATF
[455595hit]
■【File048】記念連続ドラマ第四夜「プライベート・ライアンとラメルの橋」前編
今日は七夕・・・一年ぶりの再会を織姫と彦星はどうお過ごしでしょうか・・・前振りはさて置き、早速本編へ突入・・・。
お待ちかね第四夜は、ミラー大尉一行の前に立ちはだかる大いなる脅威のお話。それでは始まり・・・(開演ブザー:いつもの様に携帯電話の電源はお切り下さい)
【ATF版「プライベート・ライアン」自爆的SPRストーリー】
観戦上のご注意:物語の進行はDVD版に準拠しています。
第四夜「プライベート・ライアンとラメルの橋」前編
chap.11認識票
翌日はうって変わり朝から快晴・・・これなら航空支援も可能だ・・・ミラー大尉は、晴れ渡った空を見上げながら安堵した。ガフィ軍曹の戦車三両を加えた戦闘団は、ハミル大尉やヒル軍曹等101空挺の兵士たちと別れ、ヌーヴィルの町を出発した。昨夜アパム伍長が、負傷した片目のドイツ軍将校から仕入れた情報・・・武装親衛隊ダス・ライヒがラメル周辺で何かを探している・・・を憂慮していたミラー大尉は、戦闘団が敵とバッタリ鉢合せするのを防ぐ為、まず武装ジープ2台を先行させる事にした。1台はミラー大尉自らが運転しライベンが同乗、もう1台はメリッシュが運転しジャクソンが同乗している。またも心配気なホーバス軍曹「中隊長、無茶せんでくださいよ・・・おふくろさんには見せられませんぜ・・・」「おふくろはお前だろ・・・」「まったくフーバーだよ・・・」心配気なホーバス軍曹を残し2台の武装ジープが先発して行く。敵襲を避ける為、2台は高速で突っ走る・・・。ライベンとジャクソンは、それぞれの後席でM2重機に弾丸を装填し構えている。ライベンと言えば、ヘルメットを脱ぎ片方の鍔を折り曲げた白いカウボーイ・ハットを被ってニコニコ顔。永年の夢が適ってご機嫌だ・・・(爆)一方ジャクソンは・・・実は如何した訳かホーバス軍曹が2台目のジープに乗りたがり・・・ミラー大尉に止められた・・・出発前、無理矢理黒いベレー帽を押し付けられ「俺の替わりに、せめてこのベレー帽を被ってくれ・・・」と頼まれたのだ・・・が「そんなの被れるかいッ!」とヘルメットのまま・・・でも流石に捨てる訳にも行かず、フィールドジャケットの肩のバンド止めに挟んでいた(まるで○ンバットのケ○ーだな、コレじゃ・・・)日が高くなるにつれ気温も上昇し運転するミラー大尉は、ヘルメットの中から流れ落ちる汗を拭った・・・風を切って走るジープではあったが、重いヘルメットの中は、緊張し体温が上がっているせいもあって、酷く蒸していた・・・ふと見ると座席の横に帽子らしきものが挟まっていた・・・ミラー大尉はヘルメットを脱ぐと、その帽子を取り上げ、徐に被った・・・赤い南軍騎兵隊の帽子・・・だった(やっぱコレかよ!)
[5]続きを読む
07月07日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る