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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File032】外伝A萌える中古屋£古ビデオ捜索隊、電器街を行く
弥生三月も早や8日。2月末決算の企業に勤める身には、2月までの請求書や経費の清算でてんてこ舞い(死語)≠ネのでした。(と、言いつつ更新伸ばしの言い訳だったりして・・・自爆)先日ですが作家の半村良氏が亡くなられました。心よりお悔やみ申し上げます。さて氏の作品は「戦国自衛隊」しか読んだことないんです・・・しかも田辺節雄氏による秋田漫画文庫版。映画の「戦国自衛隊」は邦画戦争映画の醍醐味を満載した作品として、我が名付けた「チャンバラ・コンバット」末期を代表する作品だと思っています。なんでも米国版は40分以上もカットされ、尚且つ「G.I.SAMURAI」などという意味不明なタイトルでビデオ化されております。おっと、今からTVで放映されるじゃあ〜りませんか・・・!
さて、今回は「レンタルビデオ史記」に続いて「中古ビデオ捜索記」を書いてみようと思います。しかしながらATFにとって「中古ビデオ」との出会いはレンタルビデオに比べ遥かに遅いものでした。実際、就職して大阪に転勤になった頃、そう今から12年程前のことでしょうか・・・。ご存知の通り、中古ビデオの市場自体、歴史が古いとは言えません。これは主に、商品の供給源がレンタルビデオ業界に頼らざるを得なかった事に外ありません。すなわち廃業したビデオメーカーやレンタルビデオ店、絶え間ない新作との入れ替えによって過剰となった在庫整理の為、廃棄同然の状況でレンタルビデオ店から放出されるソフトたちが、その主だった商品の供給源だった為です。中古ビデオ市場は過去から現在に至っても、そのメインはAV(アダルトビデオ)です。どの中古ビデオ店にも、圧倒的にAV系ビデオが在庫され、一般作の在庫を凌駕しているのは、これもまた真実。一般作の在庫の方が多い店舗は、余程在庫内容が良く顧客が付いている店なのでしょう。大阪にいたのは約5年間ですが、その間に購入した中古ビデオは20本程度でした。しかも、その半分は「戦争映画」ではなく、私ATFのもうひとつの趣味・・・である「アメリカ合衆国警察モノ」です。この「アメリカ合衆国の警察」についても一言あるのですが、これはまた別の機会・・・コンテンツを立ち上げようと思っていますので、その時はよろしくお願いします。大阪には知る人ぞ知る西の秋葉原≠ニ呼ばれる(・・・呼んでないって・・・関西の人スンマセン)日本橋電器街≠ェあります。ニホンバシ≠ナはありません。ニッポンバシ≠ナす。表通りは、一般の電気屋さんが軒を連ね、普通の(ドコガヤネン)電器街ですが、一歩路地を踏み込んだ奥には、秋葉原にも劣らないディープな妖しい世界が広がっていました。そんな妖しい電器街でしたが、今から8〜9年前には、中古ビデオを扱った店舗は数える程しかなかったのです。いや実際はもっとあったのかもしれませんが、その余りの妖しさに電器街の全てを看破した訳ではないので、見逃していたのかもしれんのですが・・・。その間に購入したビデオの中で一番の発見は、COIとは全然イメージの異なるJ・コバーン主演の「地上最大の脱出作戦」でしょうか・・・。まあ大阪での戦果はそんなトコです。東京へ転勤して来て、中古ビデオ探索に拍車が掛かります。それではATFの中古ビデオ捜索記≠フ始まりです。
【中古ビデオ店】
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03月08日(金)
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