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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File062】富国弱&コ・・・まだ何処にもない危機管理【ネタバレ警報】
そう言えば、年末に「ゴジラ×メカゴジラ」が公開されますな・・・なんでもメカゴジラ≠遠隔操縦するのが、あの釈由美子¥だそうですが・・・ところで今から10年位前に出版された「怪獣要撃戦」未来防衛研究所著(1993/バンダイ刊)という本がATFの書棚にあります。一端のミリタリーマニアを自称する方であれば、特撮怪獣映画におけるストーリーや各種設定に、甚だ違和感を覚えた事は少なくないでしょう・・・@自衛隊の弱さ(明確な部隊運用、戦術・用兵の欠如)A政府の対応の遅さ(政治家・関係省庁の各級役人の決断力の無さ)B結局は根拠の薄い夢の未来兵器≠ノよる問題解決に頼る結末・・・等々。これらを骨子としてもし怪獣が襲って来たら、政府は、関係省庁は、自衛隊は、警察は、民間はどう対応するか、というテーマで、想定し得る対処方法を書いた本です・・・この本に書かれた怪獣≠北の武装工作員≠ノ置き換えたら、そのままストーリーが成り立つのでは・・・などと考えさせられてしまいました。

【結末はいつもハッピーエンド・・・か?】
日本のド田舎(失礼)で起こった武装工作員と自衛隊員との銃撃戦=局地戦≠ェ、あわや第○次世界大戦勃発・・・というところまで行ってしまうストーリーには、オイオイ・・・と思ってしまいましたし、さらに内閣情報調査室長(夏八木勲)が放った偽装情報に、意とも簡単に北≠ェ引っかかり、急速に事態が収拾してしまうのにも・・・ATF的ラストシーンは、やっぱ対応が間に合わず北≠フ核ミサイルが遂に発射・・・というシーンでエンドロール開始・・・やっぱコレでしょう!
何やかんやといつもの如く御託を並べてみましたが、とにかく、多くの人に観て貰いたい・・・そして考えて貰いたい作品です・・・。

風邪をひいてしまいました。今流行っているそうですが・・・頭がちょっとボ〜ッとしていますので、ちょっと右寄りな発言もご容赦下さい・・・自爆。さあ、いよいよ今週末は第2回COI野外OFF会≠ニ当「ATFの戦争映画観戦記」満一周年記念日を迎えます!次回は「外伝・野外OFF会従軍記」・・・の予定、乞うご期待!【続く】

10月16日(水)
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