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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File087】おんな≠ヘ乗せ・・・てるじゃん!潜水艦【後編Vol.2】
なんとも厳めしいタイトル・・・将に戦争映画って雰囲気の作品です。実はこの作品、現時点(2003年5月時点)では、未だ国内版ソフトが発売されておりません。amazon.co.jpの輸入ビデオの販売リストには登録されているようなので、字幕無しでもよければ購入はできそうですが・・・。ところが嬉しい事に、来る7月始めに国内版DVDが発売されるのであります。しかも2500円と言うとってもリーズナブル・プライス・・・で!!さてこの作品、朝鮮戦争の真っ最中に製作されたデューク≠アとミスターアメリカ、ジョン・ウェイン主演の潜水艦モノであります。物語は太平洋戦争の真っ只中の中部太平洋・・・デューク・ギフォード少佐(ジョン・ウェイン)が指揮する合衆国海軍潜水艦USSサンダーフィッシュ号は、日本軍の攻撃が迫る孤島に取り残された5人の孤児と2人の修道女を救出します。その後、日本軍の激しい爆雷攻撃を潜り抜け、晴れてパール・ハーバーに帰還・・・。ギフォード少佐は航海中、生後間も無い赤ん坊の名付け親(映画では、よく船内で生まれた赤ん坊の名付け親に船長がなりますなぁ・・・)になっており、その子の見舞いに行った海軍病院で予想外の出会いが起こります・・・。実は彼は過去離婚しているのですが、その別れた妻マリー・スチュワート中尉(パトリシア・ニール)が、今は海軍の看護婦として海軍病院に勤務していたのでした。そしてギフォード少佐の人生は、より一層激しくなる戦争と同様に大きく動き始めるのでした・・・。って、これはソフトの売り文句を借用しております・・・汗。戦争映画ファンの皆さん、このパトリシア・ニールという女優の名前に聞き覚えがありませんか・・・そう太平洋戦争緒戦〜中期までを舞台に壮大なドラマが展開されるジョン・ウェイン主演の戦争大作『危険な道1965』・・・その中でジョン・ウェイン演じるロック・W・トリー准将と大人の恋≠見せてくれる海軍の看護婦マギー・ヘインズ大尉を演じていたのが、このパトリシア・ニールであります。この『危険な道1965』って作品、ジョン・ウェイン主演の戦争映画の割りには結構泥々とした人間関係を観せてくれる作品なのですが、共演者のカーク・ダグラスが、よくまぁあんな役を引き受けたよなぁ・・・なんて遂々思ってしまう作品でもあります。さてパトリシア・ニールですが、彼女1926年の生まれなので『危険な道1965』に出演していた頃は円熟の四十路(失礼!一歩前ですネ)・・・しかしこの『太平洋機動作戦1951』に出演の頃は、まだ華の二十代・・・ハリウッドを代表する若手美人女優でした。その辺の事情を頭に入れて、この『太平洋機動作戦1951』を観ると、より一層楽しめるのではないでしょうか・・・最も未だ発売前の為、詳細は分かりませんが戦闘シーンも結構ありそうです。是非ご覧あれ・・・。『危険な道1965』はこちらもご参照下さい
と言う訳で乗艦した女性が活躍する作品は、如何だったでしょうか・・・2作品だけですが、両作品とも潜水艦映画の醍醐味満載の楽しめる作品ですので、未見の方は是非一度観戦あれ・・・みんなネイビー♪潜水艦は男だけ〜ッ♪みんなネイビー♪でも女性も乗ってるぜ〜ッ♪みんなネイビー♪しかも美人だぜ〜ッ♪みんなネイビー♪みんなネイビー♪イェ〜ッ♪【続く】
05月11日(日)
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