ID:47402
ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File080】それでも英雄カスター≠ェ観たい!・・・多勢に無勢【中編Vol.2e】
「荒野の七人」など日本の時代劇を素にした西部劇が多い中、その極み的作品がコレ。カスター将軍が部下二人(やっぱ格さん、助さんだよ〜)と流れ者のガンマンに身を窶し、とある西部の町を暴力で支配する保安官(悪代官)と牧場主(悪徳庄屋or商人)一味をやっつけるいうお話。最後にカスター将軍だって正体を明かすらしいのですが・・・「この名誉勲章が目に入らぬか・・・このお方をどなたと心得る・・・恐れ多くも先の北軍義勇名誉少将、第七騎兵隊長カスター閣下にあらせられるぞ・・・皆の者、頭が高い〜ッ。エエィ下がれ下がりおりょ〜ッ」って台詞があるかどうかは分かりません・・・爆。ネット上で検索してたら、この記事を載せたHPのコンテンツが引っかかったのですが、残念ながらIMDBなど映画関連の検索ではヒットせず・・・幻の作品なんですが、激しく観てみたいですな・・・【未見・・・って本当にあるのかァ〜ッ】
必殺意外伝 大利根ウェスタン月夜〜主水、第七騎兵隊と闘う
1985年1月4日放送・テレビ朝日系
監督 石原興
出演 藤田まこと、村上弘明、京本政樹、鮎川いずみ、山田五十鈴、菅井きん、白木万理 他
人気時代劇シリーズの仕事人第23弾「必殺仕事人V」のテレビ放送開始前の正月特番として放送された作品です。秀と勇次の人気キャラに代わり「花屋の政(村上弘明)」と「組紐屋の竜(京本政樹)」の新人お目見えスペシャル。主水ら仕事人一行が開拓時代の西部へタイムスリップ?し、カスター将軍の率いる第七騎兵隊と戦う(カスターが主水に斬られる・・・)らしいのですが、全く以て奇想天外なSFストーリーであります。必殺ファンの間でも人気は高いらしい(賛否両論・・・)のですが、劇中で流れたBGM曲の権利関係がクリア出来ず、未だソフト化されていないとの事・・・【未見・・・別に観たくはないけど】
アパッチ砦
1948年(127分)原題「FORT APACHE」
監督ジョン・フォード
主演ジョン・ウェイン、ヘンリー・フォンダ、シャーリー・テンプル他
巨匠ジョン・フォードの騎兵隊三部作(「黄色いリボン/SHE WORE A YELLOW RIBBON1949」「騎兵隊/THE HORSE SOLDIERS1959」)の第一作目。カスターは登場しませんが、劇中の登場人物とエピソードは、どう観ても「カスターとリトル・ビッグホーンの戦い」がモデル。ヘンリー・フォンダが、出世コースからはずれた辺境の砦の守備隊長に任命された為に戦功に焦る騎兵少佐を熱演。ジョン・ウェインの古参大尉も渋い・・・。なんと言っても騎兵隊突撃シーンのカメラワークが絶品・・・!!騎兵隊の正式装備であるスプリンフィールド単発カービン銃とインディアンの持つウィンチェスター連発ライフルは正確に描かれています【DVDとビデオが発売されてます】
ソルジャー・ブルー
1970年(112分)原題「SOLDIER BLUE」
監督ラルフ・ネルソン
主演キャンディス・バーゲン、ピーター・ストラウス、ドナルド・プレザンス他
西部開拓史上の汚点「サンドクリークの虐殺」を取り扱った作品。陸軍の給料輸送隊がインディアンに襲われ、白人女性(キャンディス・バーゲン/シャイアン族に誘拐されていたが解放され婚約者の騎兵大尉の待つ砦へと向かう途中)と若い騎兵(ピーター・ストラウス/父親がリトル・ビッグホーンで戦死)の二人だけが生き残ります。まあ良くある話ですが、インディアンの目から隠れ脱出する途中、二人の間には愛情が芽生えます。しかし女性は密かにシャイアン族の村に戻り騎兵隊が襲ってくる事を伝えるのですが、時既に遅く、騎兵隊の大砲が村目掛けて発射され・・・物語は騎兵隊によるインディアン大殺戮シーンへと突き進みます。カスターは登場しませんが、騎兵隊が行ったインディアン虐殺を堅実に描いた作品として注目出来ます。初めて観た時、物語の中盤までは白人女性と若い騎兵隊員二人の珍道中みたいな作りで、お気楽に観ていたのですが、最後は大殺戮シーンに唖然とさせられ抗命罪で逮捕された騎兵隊員のその後が気になったものでした【大きなレンタル店なら西部劇コーナーに在庫があるかも・・・】
ドクター・クイン大西部の女医物語
1993年〜N○K 原題「DR.QUINN THE MEDICINE WOMAN」
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03月16日(日)
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