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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File080】それでも英雄カスター≠ェ観たい!・・・多勢に無勢【中編Vol.2e】
ATFが物心付いて最初に観た米国製ドラマが、このカスターを描いたドラマでした。1870年代のカンサス。辺境守備の砦に着任したジョージ・アームストロング・カスター大佐(ウェイン・マウンダ―)は次々に手だてをうち出し、ならず者の集団の様であった指揮下の第七騎兵隊を鍛え直し最強の騎兵隊に育て上げます。その間に様々なエピソードを加え、物語は歴史に残る最後の戦いへと突き進んで行き・・・ません・・・はっきりとした記憶は私ATFには無いのですが、最終回以前に日本国内での放送は打ち切られているようです。ドラマの演出上、カスターの設定がインディアンに対し同情的であった様な気がします。共演はマイケル・ダンテ(クレイジー・ホース役)スリム・ピッケンズ(斥候ミラー役)他。カスター役の「髭面の優男マウンダ―」が女性に人気が高かった様です【1968年にストーリーを再編集した「猛将カスター/THE LEGEND OF CUSTER」という100分版の作品がアメリカでビデオ発売されています】
カスター将軍
1967年(144分)原題「CUSTER OF THE WEST」
監督ロバート・シオドマク
出演ロバート・ショウ、ロバート・ライアン、ジェフリー・ハンター、タイ・ハーディン
蒼々たる出演者による一大西部絵巻。インディアンと合衆国騎兵隊が熾烈な戦いを行っていた頃、南北戦争で数々の武勲を上げた元将軍カスターが第七騎兵隊に着任、インディアンとの雌雄を決する為に総攻撃をかけますが、インディアンの予想外の反撃により第七騎兵隊は壊滅する・・・歴史に名高いリトル・ビッグホーンの戦い≠カスターの視点から描いた作品です【北米版DVDやビデオはあるみたいですが・・・未見】
カスター将軍の最後
1965年(91分)原題「THE GREAT SIOUX MASSACRE」
監督シドニー・サルコウ
主演ジョセフ・コットン、ダーレン・マクギャビン、フリップ・ケリー他
実は最も忠実にカスターの最後の日が描かれているのではないか・・・と言われている作品。カスター隊で生き残ったリーノ少佐(ジョセフ・コットン)とベンティーン大尉(ダーレン・マクギャビン/「将軍アイク」でパットン役やってたなぁ〜)の視点で物語が進んで行くそうです。しかし余りに史実に忠実すぎて描かれた為、興行映画的には面白みに欠け、評価は低いようです【残念ながら未見・・・アメリカでもソフトは発売されていないようです】
サン・オブ・ザ・モーニング・スター/悲劇の将軍カスター
1991年(186分)原題「SON OF THE MORNING STAR」
監督マイク・ローブ
主演ゲイリー・コール、ロザンナ・アークエット、ディーン・ストックウェル他
1991年に製作されたテレビ映画。日本ではN○K衛星第2放送で放映された。E・S・コンネルのベストセラー歴史小説を基に、カスターの妻エリザベス(ロザンナ・アークウェット)とインディアン女性ケイト・ビッグヘッド(バフィー・セント-マリー声)の視点からカスターの半生を描いた米国版大河ドラマ。荒野を進撃する第七騎兵隊の描写などが素晴らしい作品だそうです・・・が残念ながら未見【アメリカではビデオが発売されてるみたいですが・・・衛星第2で放送されたので誰か録画してないかなぁ〜】
荒野の暴れん坊カスター将軍
1975年(不明)原題「THE WILD GENERAL」
監督トム・グリース
出演ジェームズ・ガーナー(カスター将軍)スーザン・クラーク(宿屋の女主人)リー・J・コッブ(悪徳保安官)ジャック・イーラム(悪徳牧場主)ボー・ホプキンス(スティーブ=助さん)ロバート・キャラダイン(カーク=格さん)
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03月16日(日)
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