ID:47402
ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File054】Saving Navajo Codetalkers〜JHON WOO MEETS SPIELBERG【ネタバレ警報】
SPRのオマハビーチの上陸戦闘で、ドイツ軍トーチカに突撃する火炎放射器担当兵士が被弾、周囲にいた兵士(2名?)を巻き込み火炎放射器の燃料タンクが一気に爆発します。WTでは主人公たちの所属する分隊の火炎放射器担当のハリガンが日本人村での奇襲攻撃時に被弾し、燃料タンクを撃ち抜かれ、燃料が噴出後爆発・・・全身炎に包まれもがき苦しんでいるところを、エンダーズが止め(安楽死)を差します。火炎放射器ネタでは、古くはマックウィーン主演の「突撃隊」の中で、ジークフリードラインの地雷原で自爆するジェームズ・コバーン演じるヘンショー伍長のシーンが有名ですね・・・そう言えば、多くの戦争映画に登場する火炎放射器は、ただ炎が噴き出しているってのが多いですが、このWTに登場するのは、ちゃんと放水状に炎が伸びておりました・・・。
SPRではドイツ軍トーチカが火炎放射器に攻撃されるシーンで火達磨のドイツ軍兵士たちが転げ落ちて来て、それを米兵たちが射殺(「撃つな・・・どうせ焼け死ぬ〜ッ」の台詞があるまで射撃続行)しています。WTでも最初の丘陵地帯での戦闘で、ハリガンの火炎放射器によって火炎を放射された日本兵に向かってエンダーズが狂ったようにトンプソンの銃弾を浴びせます・・・。
【その2】少女に係わって死ぬ兵士エグイ″ナ期を遂げる兵士・・・モルフィネ
SPRのカパーゾはフランス人少女を助けようとして狙撃され、WTの火炎放射器担当のハリガンは泣いていた日本人少女をチョコレートで宥めているところを撃たれ、前述の如く戦死を遂げます。
SPRにおけるメリッシュの最後(独親衛隊員に銃剣をゆっくり突き立てられ絶命)は結構トラウマになるシーンですね・・・戦争映画でよくあるのは歩哨に立ってて、背後に忍び寄って来た特殊部隊員にナイフで喉をザックリ斬られて・・・ってシーンですが、あんな死に方もイヤですけど、メリッシュみたいな死に方はもっとイヤです。同じくトラウマになるのが、日本人村の奇襲シーンで、もう一人のナバホ通信兵ホワイトホースを守ろうとして、日本軍将校の軍刀でバッサリ斬首されちゃうヘンダーソン軍曹の最後・・・あの日本軍将校の腕、余程なんでしょうね・・・一刀の下で首を斬り落とすのって、結構難しいんじゃなかったですかねぇ・・・でも地面に転がってるヘンダーソンの首って、いかにもってな位の作り物でしたけど・・・
レーダーサイトの戦闘で瀕死の重傷を負った衛生兵ウェイド、戦友たちに囲まれで手当てを受けますが・・・この時モルフィネ≠打つ打たないで一悶着ありますが、WTでも、最後の戦闘で負傷した小隊長イェルムスタッド一等軍曹に、エンダーズが「モルフィネを打ってもいいか?」と聞きます。モルフィネ≠チて処置に本人の同意がいるのでしょうか・・・ちょっとその辺は分かりません。「遠すぎた橋」のラスト近く。英軍の前線仮包帯所で、傷の痛さに「モルフィネを打ってくれ〜」と叫ぶ負傷兵に、衛生兵が「あれは重傷者用だ・・・」言い、負傷兵が「俺は重傷じゃないのか?」と言うシーンが思い出されます。
【その3】呆気なくやられちゃう敵の戦車
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08月24日(土)
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