ID:47402
ATFの戦争映画観戦記
by ATF
[455595hit]
■【File050】記念連続ドラマ最終夜「プライベート・ライアンとノルマンディーの空」
町の西側を迂回してきた武装親衛隊員たちは、突然激しい機銃掃射に晒された・・・城館からメリッシュたちが掃除機≠ナ撃ってるのだ・・・「何とか包囲されずに済みそうだ」ミラー大尉は安堵した。そこへガフィ軍曹以下戦車兵たちが戻って来た・・・ガフィ軍曹の顔は怒りと不満で一杯だ・・・「大尉殿、俺たちを騙しましたね・・・こんな田舎町、お宝なんて何も無ぇ・・・この落とし前はキッチリつけさせてもらいますぜ・・・」「ガフィ軍曹・・・此処から無事逃げ出さないと落とし前もつけられないぞ・・・」ミラー大尉が50口径機銃を掃射しながら怒鳴った・・・「野郎ども乗車しろ、エンジン始動・・・」その時、鐘楼のジャクソンから再び合図が・・・「敵戦車、三両、急速接近中・・・ガフィ軍曹、敵の戦車が来るぞ」その時、予想以上の速さでヘスラー大佐指揮する豹$車三両が教会前の広場に姿を現わした・・・ドイツ軍と米軍が狭い広場で対峙する・・・銃撃は止み、広場を静寂が包んだ・・・。「こんな近距離じゃぶっ放せないぞ・・・」唾を吐けば届くほどの距離だ・・・。
その時豹$車のコマンダーハッチが開き、中から一人の戦車兵将校が姿を現し戦車から降りて来た・・・。ミラー大尉もジープから降り、戦車兵将校と正対した。ガフィ軍曹、ヘンダーソン伍長を両脇に従えて立っている・・・(BGMはお決まりの通りマカロニ・ウエスタン調=j周囲では武装親衛隊員と米空挺隊員、レンジャー隊員たちが、緊張した面持ちで事態を凝視していた・・・。そして教会の鐘楼の上からは、ジャクソンがヘスラー大佐の眉間に照準を合わせていた・・・。特派員のギャロウェイは、歴史的瞬間を撮ろうとして、一心にファインダーを覗いている。
chap.19橋
[5]続きを読む
07月22日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る