ID:47402
ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File043】史上最大の・・・じゃなくて最初≠フ戦争映画(続編)
第一次大戦の最中に、時の英国首相ロイド・ジョージの依頼により、前述した「国民の創生1915」「イントレランス1916」で知られる、映画界初期の巨匠D・W・グリフィスが制作した戦意昂揚映画。第一次大戦時、独帝国軍攻撃下のフランス在住の米国人家庭二家の運命を、それぞれの家の子供同士のカップルの辿る物語を中心に描いた作品。戦争で引き裂かれ、ヒロインの家庭は一家全員が戦火の犠牲となり、ヒロイン(リリアン・ギッシュ)は天涯孤独の流浪の身となり、出征した恋人への想いを胸に抱きながら戦場を彷徨う・・・。その彼女に嫉妬し、数々の奸計を企む独軍将校(演じるはエリッヒ・フォン・シュトロハイム。本名はERICH OSWALD HANS CARL STROHEIM VON NORDENWALDって凄い名前。VON≠チて称号が付いてるので貴族出身か?この作品の助監督兼軍事顧問。「大いなる幻影1937」「熱砂の秘密1943」にも出演。監督としても有名なオーストリア人俳優)が物語に絡んで、ストーリーは進行。果たしてヒロインは無事恋人と再会できるのか・・・残念ながら未見の為、わかりません。戦闘シーンなんかもあるんでしょうか・・・。少なくともヒロインが戦場を彷徨うって風なので、戦場描写はあるようですが・・・ご覧になった方の意見希望!「担え銃」が短編作品なので、本格的な長編戦争映画って言えるのは、この作品だと思われます・・・。そうそうグリフィス監督は「飛行水雷」THE FLYING TORPEDE≠チて作品を1916年に制作してるんですが、コレも戦争映画▼・・?
以上世界最初の戦争映画≠ノついて述べてみました。世界最初の戦争映画≠ェ喜劇王チャップリンによる反戦&落hコメディ作品だったとは、意外と言えば意外な結末ではありますな。このチャップリンの「担え銃」はチャップリンの短編作品集に収録されています。機会があったら是非ご覧下さい。それでは・・・【続く】
【一部加筆20020528】「国民の創生」の記述を一部加筆
05月26日(日)
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