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ATFの戦争映画観戦記
by ATF
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■【File038】記念空軍▼・・戦う翼たちの未来:最終章
近年に制作された作品の中では、特に印象深い作品です。空の要塞≠ニ呼ばれたB-17爆撃機。出撃待機から命令一下、続々発進していく爆撃隊。離陸シーンで左右の発動機の回転数が同調しない為か、多少右方拠りで離陸していく正面からのシーンが好きです。後半が殆んど機内のシーンで、マニアには嬉しい限りです。マックイーンの「戦う翼」の出撃シーンは、これとソックリな設定なので、たぶんこのシーンの元ネタなんでしょう。「空爆特攻隊」には「戦う翼」のフィルムが着色されて使用されています。あの超低空飛行シーンは、戦争映画史上に残る名スタント飛行シーンですな。あんまり飛行シーンはないですが「頭上の敵機」(TV版の「爆撃命令」も)も思い出深いですね。「空軍」・・・う〜む、ドッカ〜ン(自爆)
【空軍大戦略】
戦争映画史上に残る大空戦映画ですが、登場する英国側のスピットファイアー、ホーカーハリケーン。さすが英国人も物持ちの良さには感心させられます。しかし何といってもメッサーシュミットとハインケル爆撃機。元はスペインでライセンス生産されていたHA1112とCASA C2111B。でもアレは誰が何と言ってもメッサーだッ、ハインケルだッ!≠ニ叫んでも、激しく否定されるファンは居ないでしょう。オープニング「エース・ハイ」マーチに乗ってのミルヒ?空軍元帥の各航空団観閲シーンは大興奮もの。思わずテレビの画面の前に直立不動で立ってハイル・○ットラー≠ト敬礼してしまいそうです(爆)HA1112メッサーは「撃墜王アフリカの星」でもタップリ堪能できます。スピットは「殴り込み戦闘機隊」や「マルタ島攻防戦」でも楽しめますな。TV作品ですが「フライト・ジャケット」なんて作品でも堪能できます。
【633爆撃隊】
山間部の谷間をぬって飛行するモスキート戦闘爆撃機。英国を代表する木製°@であります。訓練シーンも良いですが、後半作戦行動に入って、独軍の対空砲火をくぐって巨大岩棚の下にある独軍秘密工場を強襲・突撃するシーンは迫力満点。同じくモスキート大好きには堪らない「モスキート爆撃隊」地上をバウンドさせて攻撃する特殊爆弾を使った、こちらも秘密工場の攻撃と捕虜収容所の城壁爆破シーンは秀逸。同じくバウンド爆弾を使ったダム攻撃を描いた「暁の出撃」ではアブロ・ランカスター四発重爆撃機も見逃せません。「心の地図」って作品ではエスキモー出身の主人公がランカスターの爆撃手として重要目標ハンブルグの夜間爆撃に向かいます。
【戦闘機対戦車】
違う意味で戦闘機を堪能できる変り種$争映画。ひたすら地上を滑走するP-40を楽しめます。飛行機ってけっこう地上も走れるんだ・・・なんて錯覚を覚えますな。地上を長時間滑走していればエンジンが焼きついちゃうよ〜、しかもアフリカが舞台だぜぇー。まあ面白いからOK≠o-40といえば「トラトラトラ」や「パールハーバー」「1941」が印象深いですが、戦時中に制作された邦画戦争映画「加藤隼戦闘隊」や「愛機南へ飛ぶ」なんて作品で、敵機役として華麗な空戦シーンを披露してくれてます。
【その他の作品】

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04月21日(日)
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