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せきねしんいちの観劇&稽古日記
by せきねしんいち
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■小屋入り3日目
12時から「ジェラシー 夢の虜」のゲネプロ。駅間劇場いっぱいに立て込まれた、1932年の上海の部屋の中で、この芝居がぐいぐいと立ち上がっていった。キャストとしての視点で芝居の中の時間を生きていけるまで、僕はあともう少し。
キャストの面々が、稽古と大きく違ったことをしているわけではないのに、一人一人の存在がくっきりとしてきた。芝居の輪郭がもう一つはっきりしてきたような。そのことがとてもおもしろい。キャスト一人一人の勇敢なアプローチに感動する。
16時半からは、もう「ミッシング・ハーフ」の場当たり。
同じ空間なのに、芝居のロジック、人物のいかたが「ジェラシー 夢の虜」とは全然違うことになる。その違いに戸惑いながら、僕と一緒に2作に出演の日下部そうくん、そして、この芝居の要、大門伍朗さんと、舞台の上でのいかたをさぐっていく。
終了後、そうくんと2作での息の違いについてを話し合う。1932年と1940年、設定された二つの時間をきっちり走り抜けるためにはどうしたらいいか。
キャストのみんなの俳優としての筋力、しなやかなばね、持久力、そんなものをかんじながら、スポーツを観戦しているようなおもしろさを感じる。
明日は、「ミッシング・ハーフ」の公開ゲネプロと、「ジェラシー 夢の虜」の初日。
気持ちは、大会直前のアスリートに近いかもしれない。
01月23日(金)
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