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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■ホワイトカラー・エグゼンプションで少子化対策?
残業代ゼロ 首相「少子化対策にも必要」
安倍首相は5日、一定条件下で会社員の残業代をゼロにする
「ホワイトカラー・エグゼンプション」の導入について
「日本人は少し働き過ぎじゃないかという感じを持っている方も
多いのではないか」と述べ、労働時間短縮につながるとの見方を示した。
さらに「(労働時間短縮の結果で増えることになる)家で過ごす時間は、
例えば少子化(対策)にとっても必要。
ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を見直していくべきだ」とも述べ、
出生率増加にも役立つという考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
首相は「家で家族そろって食卓を囲む時間は
もっと必要ではないかと思う」と指摘。
長く働くほど残業手当がもらえる仕組みを変えれば、
労働者が働く時間を弾力的に決められ、
結果として家で過ごす時間も増えると解釈しているようだ。
ただ、連合などはサービス残業を追認するもので
過労死が増えるなどとして導入に猛反対している。
このため、夏の参院選をにらんで与党内でも慎重論が広がっている。
しかし、首相は通常国会への法案提出については
「経営者の立場、働く側の立場、どういう層を対象にするかについて、
もう少し議論を進めていく必要がある」と述べるにとどめた。
(朝日新聞 2007年01月05日22時01分)
● 産経新聞2007年1月5日付:【産経抄】
仕事始めを絵に描いたようないでたちのサラリーマンやOLで、
きのうの神田明神は終日、ごったがえした。
オフィス街の丸の内や大手町に近いためもあるが、今年はなんと4日だけで
約1500社の企業がお祓(はら)いを受けたという。
▼会社経営者が、部下を引き連れ商売繁盛や従業員の安全を祈念して
氏神さまにお参りする光景は、死語となりつつある
「企業一家」という言葉を思いださせてくれる。
だが、政府が検討しているあの制度が導入されれば、
神田明神の風景も一変するだろう。
▼あの制度とは、「日本版ホワイトカラー・エグゼンプション」。
簡単に言えば、「管理職一歩手前」の事務系サラリーマンの
残業代を企業は払わなくてもいい、という仕組みだ。
▼旗振り役となった厚労相の諮問機関は、
制度導入の見返りとして週2日相当の休日を義務づけ、
一定時間を超える労働には、割増賃金を支払うとしている。
自分で仕事の量や配分を決め、実績で賃金が決まる仕組み作りも必要だろうが、
企業が新制度を人件費削減の道具に使う疑念は消えない。
▼労働者の働き方は多様になっている、と凡庸な経営者やお役人は言うが、
短時間で効率よく高い成果があがる仕事なんて小欄は寡聞にして知らない。
額に汗して試行錯誤を重ね、一見無駄な時間とカネを使ってはじめて果実を
得られる場合の方が多いのではないか。第一、残業代がカットされれば、
士気にも景気にも響く。
▼そんなに良い制度ならまず、霞が関から導入してみてはどうだろう。
時間では成果を適切に評価できない業務に従事し、年収が高いという条件にぴったりだ。
「官から民へ」範を示す絶好の機会でもある。
まあ、お役人の味方である人事院がウンとは言うまいが。
(2007/01/05 05:07)
-----------------------------(引用終了)----------------------------
安倍首相の言ってる事は理解できなくもないのですが、
「ホワイトカラー・エグゼンプション」(以下、WCE)が導入されていない現時点でも、
残業代が出ないのにサービス残業をしているサラリーマンは大勢います。
「サラリーマンの世界にはサービス残業が多いことについて、どう思うか」と、
その場で、安倍首相に質問した記者はいなかったのでしょうか?
直接、総理大臣に質問できる立場にいるのに、
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01月06日(土)
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