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あんた何様?日記
by 名塚元哉
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■TVは、その国の民度を映す鏡である。
自殺というのは伝えようによっては非常に連鎖反応を
起こしやすいということであります」
文部科学省は自殺報道についてどのように考えているのだろうか。
同省児童生徒課は、マスコミの自殺報道と自殺の連鎖について次のように述べる。

「メディアが子供に与える影響は大きいと思われる。
しかし、表現の自由も尊重しなくてはいけない。
メディア側が子供に与える影響を考慮する必要がある」
文部科学省もマスコミに対して報道の自粛を迫るわけにもいかず、
記者会見でのやりとりで「それなりの働きかけはしている」とするにとどまっている。

(J-CASTニュース 2006年11月16日16時16分)

WHOのマスメディア向け自殺報道ガイドライン
「自殺を予防する自殺事例報道のあり方について」のWHO勧告(2000年)
http://www.lifelink.or.jp/hp/jisatsuhoudou.html

○ 報道がするべきこと
・事実を提示する際は,ヘルスケアの専門家と協働する
・自殺が「成功した」という表現は用いない
・関連するデータのみを提示する
・自殺に代わる別の問題解決の選択肢があることに情報提供の重点を置く
・電話相談や地域資源の情報を提供する
・自殺のリスク要因や警告のサインを提供する

○ 報道がするべきでないこと
・写真や自殺の手記(遺書)を掲載あるいは出版しない
・方法の詳細を伝えない
・自殺の理由を単純化して伝えない
・自殺を名誉あるものとして報じたり,センセーショナルに扱わない
・宗教的/文化的なステレオタイプを用いて説明しない
・自殺(者)を非難しない

英文 http://www.who.int/mental_health/media/en/426.pdf
和訳 http://www.ncnp-k.go.jp/ikiru-hp/manual/whoguide.pdf

(平成14年度研究報告書20ページ参照:高橋祥友)

-----------------------------(引用終了)----------------------------

WHOがマスメディア向けに自殺報道のガイドラインを作成したことを

つい、この間まで知りませんでした。

海外のCNNやBBCなどのニュース専門チャンネルや、

日本ならNHKBS1のニュースを見ている方ならご存知のように、

地上波のニュース番組と同じように、BGMをつけてるような番組が無く、

日本のニュース番組は、なぜニュースを演出したがるのか分かりません。

メディアは競争意識を持っているのですが、ところが、

なぜか、どこの局も横並びの似たような表現になってしまっています。

日本でも、硬派なニュース番組が有ってもいいと思うのですが、

どの局も刺激的な表現を意識し番組を作りこみすぎている気がします。

逆に、淡々とした報道番組では物足りなさすぎて、

視聴率が取れないのではないかという恐怖心があるのでしょうか。

だから歯止めが利かず、報道番組のレベルが下がるばかりです。

 日本では年間3万人以上が自殺しており、虐め自殺の報道が発生する以前にも、

三日に一人のペースで未成年が何らかの理由によって自殺しているそうで、

報道の影響と自殺の増加の因果関係は充分な証拠がまだ得られていませんが、

2年ほど前に相次いだネットによって集まった人たちの集団自殺も

「○○を用意して」だの「レンタカーを借りる」だの「目張りして云々」だのと、

詳細な手口を連日のように報道して、不特定多数に情報を配信する

影響力を認識せず自殺のノウハウを提示していたように、

自殺の連鎖は充分ありうることだとは思います。

本日、このような報道もありました。

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