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M単★ランキン@馬券道場名人の日記
by ランキン
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■夏を制するものが秋を制す その21 札幌芝1500 GRAND PRIX 第4戦
夏を制するものが秋を制す その21 札幌芝1500 GRAND PRIX 第4戦
さあ、世界各地を転戦する過酷なレース『札幌芝1500 GRAND PRIX』、今回も張り切っていきましょう!
この日記、「札幌1500」とかで検索するとだいぶ上位にランクされるようになりました(笑)。
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土曜札幌12 500万下
◎08タガノグラマラス 注目馬&つおい
休養明け二走の成績は8着、7着といずれも5番人気、1番人気を裏切っている。
しかし、レースを見ればどちらも「そういうことだったのか」と誰でも分かるような敗因があります。
二走前はやや出負け気味のスタート。阪神外1600mの長いバックストレッチの淡々とした流れに耐えられずに3角手前から完全に引っかかってしまった。
最初は抑えようとしていた★川田騎手も途中で諦めて一気の大外ブン回し。4角ではトップオブツヨシを被せるように先頭に立つ勢い。
タガノグラマラスに被されまいとそこからスパートしたトップオブツヨシと直線で迫力ある叩きあい。
良い臨戦過程でスパートの位置がタガノグラマラスよりも遅かったトップオブツヨシに負けたのは仕方ない。
坂下でトップオブツヨシとの叩きあいに敗れると、そのあとはズルズル下がってしまったが負け方としては悪くなかった。
あの引っかかり具合を見ると、外回りコースはチョット不安が先立つ内容だったし、距離も短い方が良さそうでした。
そこで陣営もしっかり考えて、前走は芝1200mに出走させてきた。
これまたややモッサリとしたスタートながらも馬なりで中団につけ、4角でも2列目にスーッと上がっていき、あとは抜け出すだけ。
ところが直線で四方が壁になってしまって、まったく追えず。
★岩田騎手のコメント
「好位で折り合いをつけることを考え過ぎて、ポケットに嵌ってしまい、能力を引き出すことが出来ませんでした。」
と完全に自身のミスを認めている。
★ブックの短評
「前走時のフックラした馬体を維持。ゲートをゆっくり出したが、この距離でも行きたがる。手応え十分に4角を回るが、最後の直線はゴールまで前が詰まってまったく追えなかった。完全に脚を余した格好。」
とあります。
「でも、今回の1500mじゃまた掛かっちゃうんじゃないの?」
という声があがりそうですが、札幌芝1500mなら私はそれほど引っかからないと見ています。
なぜなら、札幌芝1500mはこの短い距離でコーナーを3つ回る特殊なコースだからです。同じ12.0のLAPでもコーナーで刻むのと、直線で刻むのではまったく意味合いが違います。
札幌1500mなら、掛かりそうになるところでコーナーになるので、自然と適度に息を入れるような感じでピッタリだと思います。
また、先行有利の札幌芝1500mならば、行きたがる馬を何が何でも抑えつける必要もそれほどありません。自分の好きなペースでガンガン走らせても面白いと思います。
二度も続けて脚を余すことだけ避けたい★岩田騎手としても、今度はそれなりに積極的な競馬をしてくると思いますし、それでイイと思います。
また、今回はハッキリ言って相手に恵まれました。
スタートが決まればギーニョよりも瞬発力に勝るのでかなりの確率で勝つでしょうし、やや出負けして強引な競馬になったとしても、二走前に見せた底力なら平坦小回り札幌なら十分残れます。
今回はどんな展開になっても自力で悪くとも3着以内には食い込んでくると見ました。
○07ホッテストチケット 先行
ここ二走は外枠に泣いて先手を奪えませんでした。
今回も内…というわけではありませんが、ここ2走の14番枠、12番枠に比べれば全然マシな枠です。
ハナを切るカタチがベストだと思われるだけに、もしその展開になればゴール前までしぶといでしょう。
▲09ギーニョ つおい
昨年の札幌記念当日に出て、岩田騎手のJRA通算200勝を飾ったのがこのギーニョだったので、現地にいた身としてはよく覚えている。
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09月01日(土)
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