ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『PLAY VOL.157』
『PLAY VOL.157』@Shibuya La.mama
ラママ久しぶり過ぎて道に迷いかけた、間に合ってよかった…めちゃいい対バンでした! 熱気でメガネが曇るもんでアイコンタクトが出来ないといいつつバッチバチのdownyと急遽トリオで「異常編成」(緊急事態中の〜を思い出すやんけ…)のLEO IMAI pic.twitter.com/6bMpbAHkR1— kai ☁️ (@flower_lens) September 5, 2024
この坂だっけ? と挙動不審に……。調べてみたら2017年11月の『PLAY VOL.50』(nine days wonder × LITE)以来でしたわ、ご無沙汰してます……。いやーしかしこのキャパでこの対バン、豪華! そしていちばん段差のある位置を確保出来たので、ラママで初めて(!)ステージ上の全員を視界に捉えることが出来ました。うれしい。
先攻downy。もともとステージ小さいとこなんですが、後方にスクリーンが張られていることもあってか楽器のセッティングがぎゅうぎゅう。近い! 中盤迄MCなし、曲間もずっとサンノバくんがSEを鳴らしており、その音がまた気持ちよい。裕さんの音もずっと一緒にいる。濁流、せせらぎ、激流、という感じで、最初のMCがある迄がひとつの組曲のようになっていた。エフェクトかけたままのチューニングと、ピッキングのノイズも美しい響き。ロビンさんと秋山さんがアイコンタクトしている様子も見られ、あ、あそこのアタックこうやって合わせてたんや! という気づきもあり。
秋山さんサングラスしてるなー、照明や映像が目にキツいのかなー、あ、途中で外したなーと何とはなしに思っていたら、中盤になって「メガネがくもって前が見えない……」「しかも秋山くんサングラスだからアイコン(タクト)出来なくて」とロビンさんが初めておしゃべり。えっ、見えてなかったの? それであれ!? バッチバチやったがな、ビビるがな。秋山さんは秋山さんで「汗で滑って(サングラスが)ずり落ちてき」たので途中で外したとかいう。キリキリとした空気がここで和みました。演奏とMCのギャップがすごいよね(笑)。「ハンディファンをここに置きたい」「かっこ悪いからやめて!」「え、でもくるりはやってたよ!」というロビンさんとSUNNOVAくんのやりとりにも笑った。マッチョさんはニコニコして話を聞いていた。和むわ。
ロビンさんはかなり暑さに参っていたようで、「3rd出したとき『汗ひとつかかないバンド』って酷評されましたけど」(これクールって意味の褒め言葉じゃないのか)「汗かくよ!」とボヤいておりました。「フロアも暑いんだよね」とこちらを気遣ってくれてましたが、いやいやステージ上の方がねえ、照明やら映像やら全身に浴びてる訳で、フロアより全然暑かろうよ……。「今日鍵盤ないから座る時間がない。座りたい(笑)」ともいっておりました。そう、ステージが狭くてスペースがなかったようで、鍵盤なくて座奏もなかったんですよ。こっちとしてはおかげでよく見えたってところもありましたし、アグレッシヴなセットが聴けて楽しかったです。ミドルテンポの曲が多いのにめちゃ刺さりまくるというね……その攻撃的セットのなか「海の静寂」が聴けたのはうれしかったなー。マッチョさんがベースで弾くコードが大好きでね……涼やかでありながら熱を感じるロビンさんの声も魅力。
耳の延長線上ド真ん中に上手スピーカーがありまして、スネアの音直撃の位置だったので全員が一斉に音を鳴らすとタムの音が聴こえなくなりましたが(「弌」のドラムがスネアしか聴こえなかったという。耳もやられてたのかも)、それはそれでこの日にしか聴けない音だったということで。プレイヤーに重ねられる映像は、ライヴ空間によって姿を変える。色と光、そして音。独特な構造のラママでしか体験出来ないインスタレーション作品でもありました。
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setlist
01. 酩酊フリーク
02. 黒い雨
03. goodnews
04. stand alone
05. 枯渇
06. 視界不良
07. 海の静寂
08. 左の種
09. 弌
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物販コーナーにセットリストが置いてあったのでした。親切。
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09月05日(木)
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