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I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■サエボーグ『ソウルトピア』デモ版
サエボーグ『ソウルトピア』デモ版@ゲーテ・インスティトゥート東京 ホワイエ
サエボーグ 『ソウルトピア』Macユーザー故参加出来なかったので、ゲーテ・インスティトゥート東京でデモ版体験してきました。酔い止め服んで行ったのにVR過去イチ酔った〜🤪ゼンタイマンになれたし腸内世界もファームもかわいく楽しかっただけに自分の三半規管が憎い pic.twitter.com/LdpcP4sGjv― kai ☁ (@flower_lens) March 4, 2023
という訳で、酔ってオエーとなったんでマールツァイト(Mahlzeit)でお茶は出来ず。同施設内にあるドイツ料理のレストラン&カフェで、ハシゴするのを密かに楽しみにしていたのよね……。テイクアウトして帰宅後体調が戻ってからいただきました。季節のシュトゥルーデルが今は金柑で、これめちゃおいしかった! クミンたっぷりのたまねぎクーヘン(キッシュみたいなの)もおいしかった〜。
閑話休題、シアターコモンズ2作品目ですよ。サエボーグの世界がVRになりました。
キモ可愛い家畜動物たちが共生するメタバース空間「ソウルトピア」で、動物に変身して戯れよう。
自らの皮膚の延長としてラテックス製のボディスーツを自作し、装着するパフォーマンスを展開するアーティスト、サエボーグ。性別などの固定化されたアイデンティティや、人間の身体そのものを超越したいという強い願望を原動力に、玩具のような雌豚や害虫の着ぐるみに身を包み、食物連鎖の最底辺で明るく生きる家畜たちの世界を作り出してきた。その圧倒的なキャラクター愛と造形力は「Tokyo Contemporary Art Award (TCAA) 2022-2024」受賞など高く評価されている。
今回はシアターコモンズおよび世界演劇祭から委嘱を受けて、サエボーグがデザインする動物たちが共生する、メタバース空間をプロデュースする。世界中どこからでもアクセス可能な遊戯空間「ソウルトピア」では、誰もが自在に動物に変身し、人間界とは異なるルールで戯れることができる。家畜動物として、ジェンダー・年代・言語を超えたコミュニケーションを行うことで、物理的な接触をも超越する新たな出会いの形や交流を楽しめるはずだ。
引用//サエボーグ「ソウルトピア」┃シアターコモンズ'23
『あいちトリエンナーレ 2019』での『House of L』をはじめ過去のこのシリーズでは、公募した動物たち(着ぐるみ演者)のパフォーマンスを観客が鑑賞し、時間経過とともに演者と観客という垣根がなくなっていく様が感動的でもありました。今回は参加者全員が演者です。メタバース空間で動物に転生して、腸内世界や農場で遊べる!
……ところが対応機器がWinのみだったのですね。そしてVR用のゴーグルやコントローラーは自分で用意しなければならない。当方Macユーザー、ゴーグルも持ってない。まあ何がなんでも、となればレンタル+ネットカフェで参加可能ではあったのですが、未知数なことも多いし、そこ迄は……という訳で、とりあえずデモ版のみの体験となりました。
そしてはりきって入場したら私以外参加者がいなかったという(…)。円卓で私とスタッフさんのタイマンです。機器操作のレクチャーを受け、メタバース空間に入ったらスタッフさんも消えてしまった。いや、現実世界にはずっと傍にいたんだろうけど。きっと「えっ何」「あーわかったわかった」「どこ!?」てなひとりごとも全部聴かれていたことでしょう。ちなみに遅い時間に行けば参加者も増えて、メタバース空間にいる者同士でハグとか出来たらしい。えー遅く行けばよかった(泣)。
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03月04日(土)
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