ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■祝福される多様性、KAMASI WASHINGTON
KAMASI WASHINGTON@LIQUIDROOM ebisu
カマシ・ワシントンでした〜 り、陸の王者……! でも水面も歩く、即ち万能! まさかの50分押しでしたが終わるのがさびしいのなんの……Fists of Furyは唄ったし泣いたしピースサイン掲げたよ!
(この等身大カマシ、ロビーにもう一体あった。デカい) pic.twitter.com/KNTMPCJ7p5— kai (@flower_lens) September 2, 2019
定刻だったそうです、失礼しました。んが、タイムテーブルアナウンスしといてほしかったわ……。
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Ts:Kamasi Washington
Vo:Patrice Quinn
Flute, Ss:Rickey Washington(カマシのパパ)
Tb:Ryan Porter
Key:BIGYUKI
Drs:Ronald Bruner Jr.(Thundercatちゃんのお兄ちゃん)
Drs:Tony Austin
B:Miles Mosley
(8/2にKeyがBrandon ColemanからBIGYUKIに変更とアナウンスがありました)
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三年前のフジ、ウワサは聞いていたもののRHCPと被っていて観られなかった。昨年のサマソニでは日程が合わず。BLUE NOTEやBillboardでの公演は避けていた。だってさ〜やっぱかしこまったとこでディナーなんぞして、じゃなくてスタンディングでガチ踊りしたいじゃーん。という訳で念願のクラブ公演ですヨ! チケットとれてよかった!
リキッドで入場時間が30分しかないって珍しいなあと思いつつ、大混雑のなか見やすい位置をなんとかゲット。入場と同時にDJは始まっていたのですが、開演時間の19:30になるとフロアライトが消え、照明もステージ仕様になりました。カマシ登場迄のゲストDJは柳樂光隆さん。タブラとシターラか(な?)ver.の「Take Five」とか、それどっから持ってきた、でも格好いい! てな選曲で面白かった。Shazam掲げてるひとがあちこちにいたんだけど、あんまりヒットしてないところも面白かった……感知してないのかな? なんてスマホの向きを変えてもヒットしないの(笑)。こういうの、ちょっと痛快。後日プレイリストが一部公開されてましたよ。
というわけで楽しく聴いてましたがそれにしても遅いな……カマシが出てくるのはいつぐらいだ……と思うくらいには時間が経つ。結局20:20登場。そうならそうと! どちらにしろ19:30からいたと思うけど、ライヴのスタート時間が判ってるのと遅れてるのかな? とハラハラし乍らぎゅうぎゅうのフロアで待つのとでは疲労度が違うのよ! 柳樂さんに罪はないが(そしてDJは楽しんだが)流石に20時過ぎたら「まだかな〜」と思い始めてしまった。すまん……。
ライヴが始まってからしばらく、フロアのレスポンスが鈍い。あれだ、皆待ちくたびれてたんだと思う……体力的にも。バンドは最初からフルスロットルでした。音源もいいけどライヴはやっぱりすごい。ミドルテンポの曲をインプロのブリッジで繋げていくので、MCでもしない限り曲間は空かない。我々が演奏を始めたらショウが終わる迄誰にも邪魔させん、というか邪魔など出来ませんよ! とこちらが気圧されるオーラありあり。悠然と歩く象のよう、ノッシノッシ。よって印象が陸の王者。一音一音の重みが違うぜ。やがてフロアも熱くなり、すっかりバンドのペースです。伴奏なし、まっさらのTs1本で演奏されるカマシのソロは合気道を思わせる間合いの芸術。ブレス、フィンガリング、キーがタンポを叩く音全てを耳に入れようと、フロアが静まり返る。その緊張感の心地よいこと。
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09月02日(月)
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