ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
[647938hit]

■『ASH&Dライブ2019』
『ASH&Dライブ2019』@北とぴあ さくらホール

ASH&Dライブでしたよーシティボーイズのコントが観られて胸いっぱい。OPの高佐さんと涼太マネの「東風」グランドピアノ二重奏に初っ端から度肝抜かれた…コントライブの心持ちで来てたらいきなりそんな……か、カッコいい!! pic.twitter.com/Vk7ti4H5km― kai (@flower_lens) August 31, 2019
しかも正装。どよめく観客。幕が開いたときの「???!!!???」って空気、忘れられん。

いやあ……さあどんな球がくるか、カーブか、シンカーかフォークか、とミットを構えて待っていたらバスケットボールが飛んできた(潤原田宗典)みたいな心境でした。そういえばここのさくらホール、吹奏楽とかの室内クラシック演奏会でしか来たことがなかった。そりゃグランドピアノ二台用意出来るわ。で、そのグランドピアノ二台に耐えうるセリもあるわ。舞台機構知ったら使いたくなるわ。しかしASH&Dのライブでそれを見るとは思わなかったよ……。構成・演出はふじきみつ彦と向田邦彦。いいもの観た〜、有難う!

ASH&DライブOPリハ#大竹マネ#ギース高佐 pic.twitter.com/afyJJxw6Hj― ザ・ギース高佐 (@geesetakasa) September 1, 2019
高佐さんがリハの動画あげてくれました。何度も観ちゃう…格好いい……。すっごい練習しただろうな……。

実は涼太マネはすぐ判ったんだけど、もうひとりが誰か最初は判らなくて。ギースのおふたり、舞台では『10月突然大豆のごとく』でしか観たことがなかったので、高佐さんにこんなスペックがあるとは存じ上げず……。ちなみに後半のコントではハープ(サウルハープってやつ? ペダルのないタイプの)も演奏していて驚いた。このときは、古代ギリシャのひとみたいな月桂冠と白い衣裳でした。やだ似合う。

ちなみに元ネタはこれです。YMOの代表曲でもありますが、ピアノver.のこっちですね。

・tong poo

ほぼ完コピ。これは坂本龍一ひとり(と自動演奏)のver.で、教授と矢野顕子が連弾してるver.もありますが、今回の二重奏ver.は矢野顕子と上原ひろみの演奏を参考にしたと思われます。グランドピアノを二台向かい合わせにしたセッティングもそうですし。私もライヴで聴いた憶えあるんだよな、いつだったかな……。

前述したリハ動画にもありますが、演奏終盤にセリが下がりピアノが降りていく。ステージ奥の暗闇を見つめると、まことさんとムロさんが立っている。わあっと起こる拍手をしばし受け、ふたりがゆっくり歩み出る……というオープニングでした。うれしいやらおかしいやらですよ。バツの悪そうなまことさんとムロさん、「こんな恥ずかしいオープニングあるかよ」。いやー笑った笑った。改めてご挨拶とオープニングトーク。『モーゴの人々』の話もちょっと出ましたね、あれがムロさんのASH&D初仕事だったのか…今思えば貴重なものを観たな……。まことさんもムロさんの大ブレイクには驚いていたようで「君、すごいねー」なんていってましたわ。ちょっと前、シティボーイズ好きな友人と「ムロさんもはやASH&Dの稼ぎ頭だね、大きな事務所に移籍しちゃったらどうしよう、おじいちゃんたちを支えて!」なんて冗談で話してたんだけど、いやいやホント、よかったね。


[5]続きを読む

08月31日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る