ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『엘리자벳(エリザベート)』
『〈뮤지컬〉 엘리자벳(〈ミュージカル〉エリザベート)』@BLUE SQUARE Interpark Hall
ウィーン版も日本版も観てないまま初『エリザベート』〜 いんやはやパワフル! 予備知識も殆どなかったのでマリス師のレクチャーあって助かった…… #엘리자벳 pic.twitter.com/CNHkjMnGpS― kai (@flower_lens) February 3, 2019
という訳でエリザデビューです。この日のメインキャストは上記画像のとおりですが……写真下手くそ選手権、名前がちゃんと写ってない。スケジュールを調べたところ、
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エリザベート:シン・ヨンスク
死(トート):チョン・テグン
ルキーニ:カン・ホンソク
ヨーゼフ:ソン・ジュンホ
ゾフィー:イ・ソユ
ルドルフ:ユン・ソ
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とのことでした。
さて予備知識は事前にマリス師から受けたレクチャーのみ。「なんでミルクなの?」「ルキーニって実在する人物なの? なんで服がしましまなの?」といった基本的なことからご教授頂く。子役ちゃんソロナンバーの内容は、終演後に教えてもらってヒイッとなりましたよね(すごいウケてた)。その状態で観た初心者がキエーこの役好き! となったのはやはり(?)ルキーニなのでした。日本版で成河さんが演じた役だというので興味もあった。尋問に答えるという形でストーリー進行役を担う、エリザベートの暗殺者。演じるホンソクさんがまた、めちゃめちゃ っ ょ ぃ ……。クセの強さ、歌の強さ、ふるまいの強さ。やーもうずっと追ってましたわ。客いじりもするんで前方席じゃなくてよかったと安堵もした。応えられなくて流れをとめてしまうよ!
この役を成河さんがやったのか…すごくねえか、そもそも初のグランドミュージカルでこの役ってハードル高すぎねえか……と思って観ていたが、マリス師によると演出がウィーンとも日本とも結構違ったらしい。こっちのルキーニめっちゃ唄うだけでなくめっちゃ踊る。成河さんのことだから、日本版の演出に合わせた彼独自のアプローチで役を演じたのだろうな、それがよかったから反響も大きかったし今年またルキーニを演じることになったのだろうなと思いました。いつか日本版も観てみたいものです。いやさ、チケット争奪戦の様子を周囲から毎回聞いているので気軽には観られないと思っていますが。
あとゾフィー役のソユさんがキレッキレ。っ ょ ぃ ……。カーテンコールでは女性客から「キャーーーーー!!!!!」と大歓声が飛び、それを余裕で受けたあと客席を背にステージ奥へツカツカと歩いていく。「?」と思っていると、振り向きざまに指ハート×2をビシィ! と決め、再び「きゃあああああ!!!!!」と歓声を受けていた。ロックスターのようだった…ロックスターの姑……。
ヒイッとなったのはトートダンサーたちの筋力。一見皆さん細身なんですけど、ルドルフの遺体をタメもなくすいっと上腕だけの力で軽々とリフトしましたよ。ええ、すごくね? 片腕に着けている黒い翼もかなり大きく重量あるように見えましたが、やっぱりそれも軽々と振りまわして踊りまくる。すごい、兵役効果なの? 基礎筋力違くね? などと話す。力強さといえばエリザベート役のヨンスクさんもめちゃめちゃパワフル。歌も強烈でルキーニこのひと殺せんのかな、返り討ちに遭いそうなんて思って観ていた。
エリザベートの波乱の人生、革命前夜のウィーン、ひとつの時代の終焉。その何もかもが、自分の力ではどうにもできない速度をもって突き進んでいく。転換にはメリハリがあり、盆が回るスピードも速い(ように見えた。油断すると足を取られてすっ転びそう)。群舞もキレッキレ。固唾を飲んで見守る怒涛の150分でした。幕切れがまたインパクトあってわあっとなったなー。あの部分も演出違うのかな?
Wikipediaによると
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演出についてはウィーン発のミュージカルらしく、ウィーン劇場協会の許可する範囲でオペラのようにプロダクション毎に自由となっている。また曲目やシーンの順番などもプロダクション毎に異なり、新曲も度々追加されている。
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02月03日(日)
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