ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■QUEENS OF THE STONE AGE SUMMER SONIC EXTRA
QUEENS OF THE STONE AGE SUMMER SONIC EXTRA@STUDIO COAST
15年ぶりの単独、フルハウス! 待ってました〜!!! サマソニも盛りあがれ!!! pic.twitter.com/wSKfl6jwaY— kai (@flower_lens) August 16, 2018
いや〜二年連続でQOTSAを観られるとは…ディストリビュートがHostessからBEATINKにかわったことと関係あるのかしら……ヘンな話、バンド側には伝わらないままキャンセルになった公演がいくつかあったそうですからね(インタヴューでジョシュが「キャンセルしたのは一回だけだ」といっていた)。まあNINはHostessになってからもきてくれてるし、相性やタイミングもあるのでしょうね。何はともあれ嬉しいことです。
という訳で昨年のフジから一年ちょっとの来日。単独公演は2003年の赤坂BLITZ(1、2)以来。「雨に唄えば」〜「時計じかけのオレンジ」のテーマにのって(シビれた!)現れたメンバーを迎える野太い大歓声。サマソニ前、平日のコーストと、どのくらい埋まっているか不安だったんだけど、19:30開演はお盆休み明けの社会人に優しい。フロアはパンッパンでしたがな、どんだけ入れたの……というくらい。やっぱり単独はうれしいね。たくさんの大人がQを待っていたんだなあとジーンとする。いやキッズもいたかもしれんが、ライヴなれしてるひとが多かった印象。フロアの密集度はすごくてモッシュや発生していたけど、ヘンに荒れたりしていなかった。
低身長にやさしい(ジョシュなみのイカついひとも多かったからポジションどり誤ると視界ゼロになるねん)上手側バルコニーの最前が確保出来たので視界も音も良好。メンバーの動きもよく見えたけどこの日は照明がすばらしい効果をあげていた。ステージだけでなくフロアも染める色彩、リフやリズムにピタリとシンクロする明滅、メンバーのシルエットを放射状の逆光で浮かびあがらせ、絶妙のタイミングで客電を点し、シンガロングの様子や観客の表情をステージに届ける。曲の展開を熟知しているスタッフの仕事ぶり。ステージ上にはポール状の照明も立てられており、メンバーがキックを入れたりもたれかかったりするアクションもいちいちサマになる。あーサマになる。ステージ全体を見渡せる位置から観られてよかったなあと、まずステージの出来に感動。
それにしてもカッコいいリフしかないな! ソリッドもソリッド。ギター3本で繰り出されたらペンペン草も生えない重戦車っぷり。がっごよすぎでオエーとかなってた……ペンペン草も生えないって前にもいったような気もするが他に語彙のない人間ですよ。バリッとスーツ、ド派手な柄ジャケット、革ジャン、ネルシャツそして上半身裸とヴィジュアルでは全く一貫性のないバンド(こうして書くとフロントマンがいちばん地味だナー)が一体となって爆音鳴らすその風圧、破壊力、そこに乗るのがジョシュのスウィートでメロウな歌。なんだよ! もう笑うしかない。最新作『Villans』と前作『... Like Like Clockwork』から半分くらい。何せ前回の単独以降四枚もアルバムが出ている訳ですから初めてライヴで聴ける曲も展開も多い。アルバム音源、そしてフジ同様「〜Millionaire」からくると思っていた「No One Knows」が「〜Deaf」の次に始まったときのフロアの大 混 乱(めちゃどよめいたよね…「今?!」みたいな)、続いて大 歓 声とリフの大 合 唱には爆笑しつつ鳥肌がたったよ!
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08月16日(木)
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