ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■TOKYO No.1 SOUL SET presents『IN THE ROOM』
TOKYO No.1 SOUL SET presents『IN THE ROOM』@LIQUIDROOM ebisu
恒例ライヴおさめ。うわー今年すごくよかったよ! 毎年よかったよかったいっててボジョレーヌーボーみたいになってるんだけど、今年はホントよかった……。いや、実のところここ数年動員落ちてってて、昨年なんかかなりガラガラだったんです。来年以降どうなるかななんて不安になってしまうほどで。結構ショックでこのときのこと日記には書かなかったんだった……。それが今年は大盛況。内容はいつも最高だし、今年は例年と何が違ったか正直わからない。昨年はなんだったんだ……。
1994年 某雑誌の撮影 ポラロイド写真
「ダンシングマッシュルーム」ライブでやってないからやりたいな〜。踊ろかな〜💃 pic.twitter.com/g4s04dVobG― 渡辺俊美 (@zootset) November 16, 2017
俺達若いが、お客さん達も若っ!
(笑)
TOKYO No.1 SOUL SET / Dancing Mushroom(LIVE) https://t.co/E32SmPZhbf @YouTubeより― BIKKEという名で出ています (@BIKKE_NO1) December 28, 2017
しかもこんな感じで、今年はいつになく俊美もBIKKEもやたらtwitterで思い出話したり昔を振り返ったりしてたので、まさか今更解散とかいうなよ…そうでなくても病気とかしてるひともいるし……と心配になっていた。しかしこれは伏線なのだった。アンコールで俊美が杖ついてヨボヨボ調で出てきて、BIKKEに「おじいちゃんだから腰がね〜」なんてフリから「これはもしや……」とドキドキしていたらヒロシくんがバックトラックを投下、弾けるように俊美が踊りはじめたときは思わずギャーッていいましたよね。杖がダンス用のステッキになった瞬間、目に焼きついた。まさか今「ダンシング・マッシュルーム」を聴けるとは! 俊美の歌心ビッグバン前夜の、俊美がダンサー担当だった時代の、俊美が歌も演奏もしないナンバーですよ! アンコールでやったこともあって体力的に踊りきれなかったか、俊美は後半ギター持って来てもらって演奏に専念。そんな2017年の「ダンシング・マッシュルーム」、聴けてよかった〜! 感極まったわ……。
といえば終始飛んだり跳ねたりしてるBIKKEの体力にも驚かされますわ、毎年。見習いたい。そんなBIKKEですが、もうこの日にライヴやるのイヤなんだそうです(笑)。年末の慌ただしいときなのに、毎年この日があるから気が抜けなくてつらいと。いい加減年末年始にハワイとか行きたいと。まあねえ……で、他の日に振り替えるのどうよって話になって、三月だと年度末で皆忙しいしとか結局どの時期にも落ち着かないじゃんってことになって、じゃあいっそのことハワイでやればいいじゃん、皆来てよ! って話になって笑った。いやいや、新宿時代から続いているLIQUIDROOMの年末企画、ゆら帝なき今二十年以上この日固定で続いてるのってソウルセットだけなんで続けましょうよ。しかしもう二十年以上なんだなあ。再来年? にはソウルセットも三十周年とのことで、俊美が野音やりたいっていってくれました。フェスとかは呼ばれる側だから、野音は自分たちでやりたいって。うれしいな、待ってますよ!
そんなこんなでBIKKEが「(年末のライヴは)皆の生存確認のためにやってる」というとおり、いろいろしみじみすることも多いのです。この日はライヴに行く直前に、塚本晋也監督作品の殆どの音楽を手がけた石川忠さんの訃報が飛び込んできた。恵比寿駅のカフェで呆然としてしまった。サントラ全部持ってる、何度聴いたかしれない。そしてリキッドでは、クボタタケシがFISHMANSの「いかれたBABY」や大瀧詠一の「君は天然色」をかけた。今年はクリス・コーネルも亡くなった。BOOM BOOM SATELLITESの最後のライヴもあった。上京してから聴いてきた音楽、出かけたライヴ、いろいろなことを思い出す。
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12月29日(金)
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