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I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『FUJI ROCK FESTIVAL '17』1日目 その2
ホワイトいい感じに埋まってます。AVARONからおりてきたので、下手側にするっと入れてスピーカー前二列目をキープ、ウエーイ。何せ三回キャンセルしてますから、今回はホントに大丈夫だよね? えらいはやくから来てるけど取材と観光終えてそのまま帰っちゃったらどうする? 会場入りしてる? と数日前から気が気じゃなかった。ここにいる殆どのひとがそうだったでしょうよー。ジョシュが膝の古傷を悪化させ、杖をついているという話も伝わっていたので不安はふくらむ一方でした。それだけに、スクリーンに「NEXT UP QUEENS OF THE STONE AGE」の文字が映し出されたときの歓声はたまらんもんがありました。スマホでそのスクリーン撮ってるひとも多数。そりゃ撮りたくもなるね。何年待ったと思ってんだ!
ちなみにQは2002年のフジ(初来日)と2003年の単独(1、2)を観ることが出来てます(うーむ我乍ら文章が若い)。ジョシュ単体でいうと2010年のThem Crooked Vulturesで来日しているのでまあ、別に日本を嫌いなワケではないと思う…思いたい……。
ちなみにキャンセルのうち一回はSoundgarden絡み。SGは今後についてまだアナウンスしていない。時間が解決してくれることって実はそうそうない。それでも時間は必要だ。そうなってしまえば今がそのとき。そして、彼らはやってきた。
■QUEENS OF THE STONE AGE(WHITE STAGE)
大!歓!声! ジョシュが杖をついて出てきた。あああやっぱり調子わるいんだ、とヒヤリとするも、笑顔で杖を高く掲げる。応える観客、またもや凄まじい歓声。メンバーも皆笑顔。そしてあのリフ、ミリオネア!!!!! えらいこっちゃ、阿鼻叫喚です。センターすごいことになってるっぽい、次々フォトグラファーピットからひとが走り出てくる……モッシュピットからセキュリティにひっこぬかれた=助け出されたひとがそれだけいるってことです。まあ、そうなりますよね(凪)。
続いて「No One Knows」、怒涛の叫びがあちこちから。文字通りウオーてなもんです。何に笑ったかって、そのまま前奏が大合唱になったんですよね。
My baby and the boys nailed Japan so hard 🇯🇵 #fujirock Brody D Hommeさん(@nerdjuice79)がシェアした投稿 - 2017 7月 28 7:10午前 PDT
ジョシュの愛妻(ずっとラブラブねえ)、ex.The Distillersのブロディ・ドールがステージサイドから撮影してくれてました! キエー感謝! シンガロングがステージにも届いてますね。てか声が野太い(笑)。
このイントロシンガロング、欧州でもそうらしいんですが(例:2014年レディング)、つい先日のこれを思い出しました。うれしい+かんきわまる+まちきれない=歌詞のないとこからも〜とにかくうたわずにはおれん、という……。どのくらいのひとがこの、イントロから唄う風習? を知っていたかは判りませんが、まあ知らないひとも唄うよねこれは(笑)。極めて自然発生的だったというか、何度もいうがもううたわずにはおれんってやつでしたよ。私もゲラゲラ笑い乍ら唄いました。楽しい! 楽しい!
しかしふと我に返ってまず思ったのは、あれ、音ちいさい? ということ。スピーカー前にいるにも関わらず。そもそもアルバムの「〜Millionaire」の音源が、最初ちいさくてブレイクを境に爆音という演出なのですがそれを考慮したものかな……とは思うものの、中盤くらい迄やっぱりちいさく感じた。これは…自分の都合もあるかもしれん。二年前のブンブンの音が未だに記憶にこびりついてるってことだ。ホワイトはあれが標準みたいな思い込みが出来ているのかも。じき慣れた。
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07月29日(土)
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