ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『PLAY VOL.43』とか
La.mama 35th anniversary『PLAY VOL.43』@Shibuya La.mama
金曜日のスペシャルズで会ったにゃむさんに「次のライヴは何に行くの?」と訊かれてmouse on the keysだよーと話した際、チケットを見てラママが35周年ということに気付きました。この『PLAY』シリーズはラママ30周年から始まったシリーズで、『VOL.1』がmotkとスガダイローTRIOだったのでした。ちなみに昨年の『VOL.35』はmotkとBo Ningen。もう五年経ったのね〜。いやあ、にゃむさんに会ったのも久しぶりでさ…五年前にフジで会ったときに撮った画像送ってなかった〜って送ってもらってさ……最近ときが経つのがはやくてはやくて。二〜三年かと思ってたら五年経ってた〜なんて話してたもんでね……。
閑話休題。今回はmotkとDJ KRUSHという異色のツーマン。どちらもクラブカルチャーに縁深いとはいえ、接点があったのか? と思いつつ出かけていきました。
先攻DJ KRUSH。おお、先輩だから後攻だと思っていた。聴くの久々でしたが変わらぬターンテーブルつかいで格好いい。CDJも使ってたかな? スクラッチやスイッチ技でブレイクビーツをつくりだす。ドープな鳴りから叙情的なメロディに移行していく流れも素敵。なんだかジーンときてしまった。ありきたりな表現だけどわびさびな美しさ。いったんブレイクのあと、アンコール的に「次のアルバムに入るやつ!」とアッパーなラップ曲をスピン。これのラップやってるの誰だったんだろう。リリックもビリっとくるやつでした。鋭い。
転換時バラしを見てたんですが、タンテ二台と機材を載せたテーブルのデカさに驚く。90年代はこれがあたりまえだったけど、今はPCDJもいて随分コンパクトになったものですよね。アナログは変わらず使っていたけど、データレコードだったとのこと。スタイルは変えず、しかし新しいアイディアはどんどん取り入れている。こういうところも格好いい。
後攻motk。35日間のカナダ/北米ツアーから帰ってきたばかり。ちなみにカナダはこんなだったようです。
#Repost @afterhoursfest with @repostapp ・・・ 極寒のカナダツアー中の、@mouseonthekeysから動画コメントが届きました! We have received a video message from @mouseonthekeys, who are currently on tour in Canada! #mouseonthekeys #afterhours #afterhoursfest #afterhours17 mouseonthekeysさん(@mouseonthekeys)がシェアした投稿 - 2017 3月 10 9:29午前 PST
(シーザーの血が漲ったことでしょう……)
さぞ疲れもあるだろう……と思いきや、一曲目から全開であった。なんじゃキレッキレかい! すごいな! ステージとフロアが近く、スピーカーからの音と生音が全部直撃。勢いありすぎて笑う。スネアの音が普段より乾いてたというか、パツパツに聴こえたのは音が混ざってたからかな。テンションに演奏がおっつかず、バランス失いそうになる場面もちょこちょこ。「The Arctic Fox」のシンバルがうわついたり、指揮がたどたどしくなったり。とはいうものの、こういうの込みで魅力なのがやはりパンクだなとも思う訳です……。曲中BPMが速くなっていったりするところもまたよい。その方がライヴとして盛り上がるという側面もある。緻密な演奏から感情がはみだす、その瞬間こそが面白い。
というわけで疲れは感じさせず、しかし演奏は長期ツアーによって練りに練られた感。「Forgotten Children」前のインプロ、「Soil」5〜6〜5〜6のブレイク、「Dark Lights」のシンセ音。ますます血の気が多くエモーショナル、楽曲に華やかさが加味される。生きもののようにリズムが変容し、阿吽の呼吸で展開が拡がる。固唾を呑んでひたすら聴き入る。サポートはケンジーくん。メンツが揃っていれば佐々木さんが演奏するtpパートも全部sxで(asとss使い分けてた)、原曲に入ってないパートも吹いていた。それがまたよくて。ラママ柱問題で殆ど見えなかったので今度は姿を目にしたい〜。
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03月26日(日)
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