ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
[648107hit]

■『あいちトリエンナーレ 2016』(名古屋)、木ノ下歌舞伎『勧進帳』
『あいちトリエンナーレ 2016』

今年も行ってきました、2010年、2013年ときて、三度目のあいちトリエンナーレ。こちらに未掲載分も含め、撮影した元画像はtumblrに置いています。まとめて大きな画面で見たい方はこちらをどうぞー。補正等しておりません。
・その1
・その2
・その3
とは言えあんまり撮ってないのよね……カメラ(iPad)出すの面倒くさいねん。自分の目で見るのが最優先なんじゃよ。

早朝名古屋に到着、朝ごはんを食べてからいちばんはやく開場する名古屋市美術館へ。

■名古屋市美術館
カンパニー・ディディエ・テロンのパフォーマンス『AIR』がリハから観られました。楽しい!



あとこの美術館、常設がまたよくて。河原温やフリーダ・カーロ、モディリアニがごそっとあるんです。堪能〜。

名古屋の各会場は殆ど歩いて移動できる距離。カンパニー・ディディエ・テロンは同日午後から長者町会場でも『LA GRANDE PHRASE』を上演、とスケジュールに出ていたので、ハシゴ出来るかな? まあここはなりゆきで。

■長者町会場
ゑびす祭りが同時開催中、カオス。祭りの会場とあいトリの会場の区別がつきません(笑)。ちょ、ちょっと休憩しようかな……と、会場からワンブロック離れたロシア雑貨店リャビーナへ。このあたり、区画が碁盤目のように整然としていてわかりやすい。
さてのこのリャビーナ、普段通販でお世話になっているところで、実店舗に来たのは二度目……ですが、前回は臨時休業で入れなかったんですねー、とほほ。というわけで三年越しでした、うれしい〜。ちょっとしたカフェスペースもあり、ざくろジュースをいただきました。ロシアのチョコつき。


あいちトリエンナーレは街に根差した会場づくりが特色で、長者町会場は特にその魅力が満喫出来る。普段は空きビルや倉庫であろう展示場所を、探検していくような楽しさもある。建物愛でつつ展示を眺め、お散歩気分。
---
・喫茶クラウン
今村文の赤い花で彩られた店内は実際に営業中。いやー、ここ、毎回会場になってるとこなんだけど「鑑賞のためだけに入っていいのか…な……」と迷って入れなかったんですよね。今回丁度出てきたひとがいたので、「展示だけ観るってのもいいんでしょうか?」と訊いたら「大丈夫ですよ」と笑われた。しかし入店したら純喫茶の素敵な雰囲気にあてられて、ここでお茶しないで出るのはもったいない、あの椅子に座りたい、くつろぎたいー! と思いまたもや休憩。アイスコーヒーをいただきました、おいしかった。長年つとめてらっしゃるような(オーナーかも)かわいらしいおばあちゃんの話をぼんやり聞きつつ、もともとのお店の調度品であろうまねきねこや絵画、オーナメントを眺めていると、お祭りやってる外とは別世界。ああ、たまらん。しかしさっきジュース飲んだばかりなのでお腹たぷたぷ。
・八木兵錦6号館
白川昌生の『らくだをつくった男 長者町物語』が面白かった、らくだ(のシャツ)創業者の歴史を展示してるんだけど、フィクションという。史実に基づきつつのこのでっちあげっぷり、ペテン師ー!
・学書ビル
うっかり通り過ぎそうになったビル内に静かに実ったりんごの木、これが『労働の成果』ってタイトルなんてナターシャ・サドゥル・ハギギャンのドイツな感じがまた素敵。
---
時間配分もあり、カンパニー・ディディエ・テロンは断念。それにしてもこの混雑、どこでやったの……と帰宅後検索してみたら、こんな感じ(1、2)だったようです。わー衣裳も違ったのね。客いじりもあったのね。

■栄エリア
・旧明治屋栄ビル

[5]続きを読む

10月22日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る