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I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『FUJI ROCK FESTIVAL '16』3日目 その1
今年は最終日のみの一日参加。20周年というか20回目だそうで、毎年必ず行っている訳ではないけど感慨深いものがありましたよ〜。何回来ても楽しいものです。そして何回来ても慣れないものです、今年はこれ迄の経験があんまり役に立たなかったよ(笑)。先が読めねえ!
昨年と同じ時間の新幹線で出発。意外にもそう並ばずシャトルバスに乗れた、待ち時間20分くらいじゃなかったか? 例年は1時間以上あたりまえなのになんでや……と思ったものの、会場が見えはじめてからの渋滞がなかなかのもんでジリジリ。リストバンド交換所の場所が変わっておりおろっとなるがこちらもほぼ並ばず。ここでポンチさんが「BO NINGEN頭から観られるかも」。なんですと、ホワイトへ直行だ! グリーンのMARK ERNESTUS' NDAGGA RHYTHM FORCE(アフロビートですげえ格好よかった。Konono No.1のリミックスとかやってるのね〜ということはバラカンさんも観てたかな?)を横目に急ぐ急ぐ。そういや2CELLOSも観たかったんだった…よ……フェスの宿命、被り悲しい。
■BO NINGEN(WHITE STAGE)
という訳でトップから観られましたよ、なんてラッキー。丁寧なごあいさつからスタート、朝イチとかしらんがななハイテンションの演奏と叫びに目も覚めますな! 思わずスピーカー前迄行ってしまいましたよ。耳がやばい、今日こそはとちゃんと準備してきた耳栓が早速役に立った。耳が痛くなる要素の音をカットする感じなので、演奏はしっかり聴こえます。
で、落ち着いて(といっても盛り上がり乍ら)聴いてみると、メロディの優しい曲が多いこと。童謡やわらべうたのような……郷愁を誘う東洋のふしまわし、この辺りも海外のひとたちが惹かれる所以なのかもしれないなあ。などと思う。疾走するリズムと地を這うベースに乗るこのメロディ、ノイズの海から浮かび上がる美しい声。終盤の「NATSU NO NIOI」では、その歌心で阿鼻叫喚だった聴衆をだまらせよった。野外でホワイトであの静けさ、これは滅多に体験出来るものじゃない。そこへ涼やかに響き渡るヴォーカル……めちゃめちゃ暑い時間帯だったのに鳥肌たちましたよ! 開きっぱなしだった毛穴が一瞬引き締まりましたね! BO NINGENは美容にもいいぞ!
ヴォーカルのtaigenくんはエモさに拍車がかかっておりかなり感極まっておりました。「NATSU NO〜」では泣いてしまったらしい。あああしかしdCprGの時間が迫っているのだった、「最後の曲を〜」と言いだしたところで離脱。なんか客んとこに飛び込んでエラい盛り上がったそうで。あああ〜また会える日を楽しみに!
■dCprG(FIELD OF HEAVEN)
フルで観ないわけにはいかなかったもので……アリガスと田中教順最後のステージです。アリガスは完全に引退、田中ちゃんもドラムから引退(という言い方だったのでなんかしら音楽には関わっていくのかもしれないと希望を持つ)だそうで、人生いろいろ。しみじみ。
FOHに到着すると、既にメンバーが出てきてサウンドチェック中。チェックし乍らも演奏がはじまっていく、曲がはじまっていく。「各自適当に合わせてって〜」という菊地さんは上下黒のトラックスーツでラブハンドルが三周くらいついている。太る宣言しただけのことはあるね〜と思う。それにしてもコロコロした小学生みたいな風情よ、体型が。おしりふりふりがアヒルのようでかわいかったです。そして髪型と帽子が岸野社長みたいになっていた。
「演奏後にメンバー紹介はしないので、今やっておきます」と全員を紹介。このあと一回ひっこんで、さて本番。「おはようございまーす!」とごあいさつ、迎える大歓声。しかし「おはようございまーす! おはようございまーす! おはようございまーす! おはようございまーす! おはようございまーす!」と繰り返し続けるのでなんだかざわざわしてくる(笑)。うひゃひゃ、とあの笑い。「ねっむくてしょうがない!」。笑いがとまらない、「じゃあ、あの(笑)みなさん熱中症に気をつけてください(笑)」。そして、Eの連打。「Ronald Reagan」だ、再びの大歓声。
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07月24日(日)
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