ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER』
『HOSTESS CLUB ALL-NIGHTER』

サマソニとホステスがタッグを組んだオールナイトイヴェント、と言う初の試み。前夜はもはや恒例となったソニックマニアな訳で、ソニマニ〜サマソニ〜ホステス〜サマソニを全通したひとっているのかね…宿を近くにとってれば仮眠休憩入れられるか……とは言えメッセの床には死んだように寝ているひと多数。爆音のなかピクリとも動かないひともいて(ステージ間の飲食休憩エリアじゃなく、ライヴやってるフロアで寝ている)ある意味感心する。しかし躊躇せず転がれるってとこがメッセのいいとこかも知れん、私もエレクトラグライドの明け方は床で寝てたわ。

稲川淳二の怪談後ごはんとおやつ、ワーイ夜遊び久々ー。さてThom Yorke Tomorrow's Modern BoxesですよーとSONIC STAGEへ向かうと、入場ルートがステージ外を迂回するように規制されている。これは大混雑になりそうだな、RAINBOW STAGEではDEERHUNTERキャンセルにつきSpiritualized潤(ところでいつから商標になったの)がロングセットになっており、あわよくばトムとハシゴ出来ないかなあと思っていたんだけど、入場制限されちゃうかな? 一回出たら戻れないかも…行き来は諦めた方がいいかなあ……。とりあえず終わったらすぐ移動出来るよう後方で観ることにする。果たしてその予想は半分は当たり半分は外れた。

注目のソロDJセットと言うことで序盤は大混雑、トムが登場したときの歓声と盛り上がりはすごかったが、そういうフェス向けアゲアゲの内容ではなかったんです。ナイジェル・ゴドリッチとのふたりセット、Atoms For Peaceのナンバーもあり、エレクトロからドラムンベースとバラエティに富んだ音で、トムがサンプラーを操作しつつハンドマイクで唄ったりギター弾いたり踊ったりと、観ていて「おお?! おお!!」となる場面も多かったんだけど、昼間弾けて体力も落ちつつある観客との相性がね……アンビエントな展開が続いた中盤から、眠く、なる! 前の方はガチのファンばかりだろうからずっと盛り上がっていたのだとは思いますが、後ろにいた自分の周りは沈没していくひと、出ていくひと続出。う〜んこれはまあ仕方ないかね…『Tomorrow's Modern Boxes』はリリース方法が特殊だったので(後述リンク参照)、聴いていない+内容を知らないひとも多かったのではないかと。RADIOHEADやトムTシャツ着てるひと迄座り込んでいてちょっとせつない気持ち……とは言え貴重なものを観ました。大阪同様単独でやったら反応もかなり違ったのではないかと思われます。髪型といいダンスと言い、「森山未來くんみたいになってる」とMIOさん。思わず膝を打つ。それにしてもつくづくカリスマ。

・Photo Gallery - SUMMER SONIC 2015|Thom Yorke Tomorrow's Modern Boxes

・トム・ヨーク新作『Tomorrow’s Modern Boxes』検証 | RO69
リリース当時のレヴュー

・トム・ヨーク、最新作『トゥモローズ・モダン・ボクシーズ』のCD盤を日本限定リリース | RO69
で、試行錯誤の結果か、今回CD盤が出ました

さて「よっぽどの目当て」ふたつめ、F・F・S(Frantz Ferdinand & Sparks)! いやもう最高か! こちらはフェスとの相性も抜群、深夜2時過ぎのフロアが弾ける弾ける。美形のフロントマンふたりが揃ってハンドマイクで唄いまくる光景がも〜アイドル! ラッセルとアレックスの一挙一動から目が離せない! アレックスが「アリガト〜ウ」、ラッセルが「アリガトウゴザイマ〜ス」を連発し、ふたり顔を見合わせて微笑みあったりするさまが絵になる! 最高か!(再)この日いちばん黄色い声出ましたよね…終始キャーキャー言いました。


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08月16日(日)
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