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by kai
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■『高畠俊太郎 debut 20th anniversary live “'14←'94”』
『高畠俊太郎 debut 20th anniversary live “'14←'94”』@shimokitazawa 440

高畠俊太郎BAND(B:石川具幸、Eg:松平賢一、Drs:松井香趣望)
GUEST:ULTRA POP(Eg:岩崎崇、Drs:片野城、B:石川具幸)
DJ:Naoki Uozumi

15th anniversaryからもう五年かね〜時が経つのは早い。そしてウルトラポップ再結成の告知に気付いたのが二週間前。いや…当日仕事で陸の孤島に詰めっぱなしになるのが判っていたので、行けないかも〜当日券でいいかな…なんて思ってたんですよね……。しかしウルトラポップが出るとなると当日券出ないかもよ? もし行けたときのために前売り買っといた方がいいよ! と慌ててチケットとった。案の定その後前売りは売り切れた。三連休中日と言うこともあり、遠方から来たひとも沢山いたようです。

なんとか仕事を抜けられ間に合いました。十五周年のときは開演時間を間違えると言う大ポカをやらかした(…)ので今回は最初から観られて嬉しい……。開演前ずっとこれ↓+その頃のもろもろ映像が流れていてウケたウケた。



1988年のリハ映像とかもあってこれがもう…俊太郎十代! 若いってか顔が子供! か〜わ〜い〜い〜(笑)。いやーしかしこのひと若いよねー今も。歳上とは思えないわ……。いっつも思うがいっつも瑞々しいなー、このひとは。曲も声も本人も。

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・高畠俊太郎BANDセットリスト(1、2)
01. Time
02. into the sleeping side
03. I just think
04. 花
05. silent
06. beautiful days
07. pev
08. seeing
09. Luky one
10. hum as you go
11. summer rider
12. C-C-C
(俊太郎はVo、04.〜06.Ag、07.はPf、あとはEg)

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出てきた俊太郎はやっぱり瑞々しくて、終始笑ってて、テンパってた。二曲目にしてカポ忘れた! ちょっと待ってて! と楽屋に駆けていき、なかったどうしよう! あれ? あれ? って戻ってきてピアノの上に置いてあったのに気付いて、自分で自分に爆笑してた。その間ずっとアドリブで演奏してたメンバーもニコニコしてた。

バンドを続けていくことはとても難しい。人間関係、メンバーそれぞれの生活や体調の変化。永遠に皆が同じものを目指し、同じ方向を見続けることは出来ない。自分の力だけではどうにもならないのがバンドだ。とても面倒でやっかいなことでもある。俊太郎はソロアルバムもリリースしているし、オールラウンダーなプレイヤーなので、ひとりで出来ないと言うことはない。それでもバンドに拘っている。ソロで活動を始めたのはやむを得ずと言う状況からで、かなり葛藤があったようだった。ウルトラポップのことを、何度も「先輩後輩で結成したバンドだし」「幼なじみから始まったものなので」「体験していることや見ているものが同じなので、笑いのツボも同じ。言葉に出来ない部分の感じ方が同じ」と言っていた。「青春だから」とも。

俊太郎に二十年前何してた? と訊かれた松井さんは、小学一年生でランドセルしょってました。と応えた。そこから二十年にもいろいろあったよね、僕の二十年にもいろいろあった、憶えていることだけでもホントにいろいろあったんで、憶えてないことも入れたらそれはもう。今日来てくれた皆にも、それぞれの二十年があったよね、それを振り返って、いろいろ考えて、今日は楽しんで帰ってください、と俊太郎は言った。

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・ULTRA POPセットリスト
01. ドーパミンの海
02. マリコ
03. メリーゴーランド
04. 退屈と毎日
05. Yellow Body
encore
06. 星ニモ負ケズ
(俊太郎はVo、05.Voのみ(ハンドマイク)、06.Ag、あとはEg)

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11月23日(日)
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