ID:43818
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by kai
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■『日本映画をリードする二人の天才 PART 1 三池崇史のカオス』その2
『日本映画をリードする二人の天才 PART 1 三池崇史のカオス』@新文芸坐
と言う訳で本編の三本です。まとめて観ることで気付いた部分があったりして面白かった。DOAとイチのロケ地被り(龍が死体燃やす屋上=金子が死体燃やす屋上とか署長が笛吹いてる屋上=ヤクザマンションの屋上とか)がよくわかって楽しかったり、垣原と松平斉韶の心情に共通点を感じた(どSでどMで生きてる実感に飢えている)ことも、続けて観られてよかったなあと思いましたー。た、たのしい。
■『DEAD OF ALIVE 犯罪者』
初見がビデオだったので(Vシネとしては正しい出会いなのか)、スクリーンで観られて嬉しかった…序盤の腹からラーメンがパーン!ってのからもうアガったわ〜。終始満面の笑顔で鑑賞、ほっぺが痛くなる程です。リキの元気玉をスクリーンで観られて感無量でございました。
いやもういろいろ思い出した…きぐるみの朱鷺が撃たれて羽根が飛び散るとこで泣いたんだった(バカ)。いやだってなんできぐるみよ?あのシーンで?いやちゃんと理由付けあるけど!あれが撃たれて舞い散る羽毛がまた美しいってのがバカらしくて泣けるんだよー!
そしてまたトモロヲさんの出番に気付けずエンドロールでああっとなった(龍の幼なじみ役)。
■『殺し屋1』
うえーんやはり素晴らしい!久々に大スクリーン+大音量で観たイチはよかった…ホント傑作ですわこれ。
今観ると、あたりまえだが皆若い。おーもりくんとか、二十代だもんね…大学生くらいに見えますよ。黒目ー!それにしてもあのラーメン食べるシーンのおどおどっぷり…こんなこいぬのような子が数年後に日本から恐れられる天才ファンドマネジャー(役)ですよ。その片鱗はかけらも見えない…三池さんは片鱗見えてるって言ってたけどそれは役者の資質がと言うことですね……だってこのいぬっころと鷲津が同じひとって信じられん。役者って怖い!
そして國村隼さんが若く見えたわ、とても。なんだろ髪の色のせいかしら…今は今で貫禄あって素敵ですよね。
映画館でもDVDでもアホ程観ているので新発見と言うと、絶命寸前の金子の声「タケシ〜」が森進一の声に似ているってことくらいか。それにしても音が本当に素晴らしい。乳首を床に投げつけたボツッと言う音、何度聴いても絶妙で鳥肌たつ…音効と言えばの柴崎憲治さんの仕事です。ボアのメンバーが手掛けた音楽も最高です。三池作品と言えばの遠藤浩二さんではないんですよね。
遠藤さんとはその後何作も作っていますが、人物デザイン(これはもう衣裳だけにはとどまらないものだったと思う)を手掛けた北村道子さん、美術の佐々木尚さんと組んだこの作品は三池さんにとってエポックだったのではないかと思います。ご本人もトークで仰っていたように、この後他分野のクリエイターと組むことによって映画におけるデザインがかなり変わる。猥雑さに洗練が加わり、粗野のなかに美しさが宿るようになった感じ。
DOAとイチ、どちらの舞台も歌舞伎町。今では随分寂れてしまっている。活気あるあの街の姿が映像として残ったことは嬉しいな。まあ風林会館周辺は今でもあんな感じだし、残るところは残っているけど。イチでちらっと映る『しびれるキャバレー 日の丸』も健在です(笑)。
■『十三人の刺客』
ようやっと観られた…公開当時体調も悪かったしすごく落ち込んでた時期だったのでいろいろ気力がなかったんだよ。先々月に同じ新文芸坐でやった新旧『十三人の刺客』上映も行きたかったんだけどどうにも時間が合わなかった。
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03月06日(日)
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