ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■THE SMASHING PUMPKINS -SUMMER SONIC 2010 EXTRA-
THE SMASHING PUMPKINS@STUDIO COAST

サマソニに行けなかったので、これが再結成スマパン初見。

19:45くらいに会場に着くと、汗だくになったOAのファンがごそーーーっと出て来て(てゆーかスマパン観てくれないのね…)ええ〜ガラガラになっちゃったらどうしようともう泣きそうになる(笑)。と言いつつ私もOA観てない訳ですが。いや、仕事が終わらなかった。そうこうするうちに、今度はスマパンファンらしきひとたちがどどっと入って来て、なんだかんだで結構な入りになりました。

となりの子が「日系人のひとがいるんだよね!」と話していておいそりゃいつの話だよと冷や汗。しかし初めてのスマパンのようでとても楽しみにしてるっぽく、始まったらメンバー構成について別に気にしている様子もなかったのでよかったねえ楽しめーとか思う。再結成について(と言ってももはやオリジナルメンバーはビリーしかいないので、ビリーが今後スマパンの看板でやってきますよーってことについて、かな)はいろいろ思うことはあるが、ビリ公を甘やかす会会員なのでもう好きにやればええがな、と思う。

2時間ガッツリ、ビリーニッコリ。ちょっと後ろめの段差のあるとこで観た。位置的にも音がいい、と言うか、やっぱりスタジオコーストって音がいい。再結成後の曲と既発曲をほぼ交互にやるスタイル。「Ava Adore」(この曲がこんだけ盛り上がるのは日本ならではだろうな)「Today」(ビリーガッツポーズ)「Bullet〜」(流した感じの演奏だったけどフロアが盛り上がる盛り上がる)「1979」(最初の8ビートドラムパターンだけでもう歓声が)等、過去曲は大合唱。昔の曲はやらないもんと再結成直後の頃は言ってたので、まるくなったと言うか…昔の曲も自分の曲じゃないの、かたくなになることないのにねと思っていたのでここらへんは嬉しかったな。音的には過去のスマパンではない、当然。ビリーのギターはともかく、ジミーのドラムがない。サウンド的にはこのふたりが核ではあったし、ジミーのドラムはバリテクな上にとてつもなく個性的で、唯一無二のドラムだった。それがない。

しかし19歳(!)の新入りドラマーはかなりよかった。ジミーではない、あのロールじゃない。でも彼のドラムはよかった。ビリーもドラムソロを任せたりしている。「Pastichio Medley」(『ZERO』に入っていたアレ)的なビリ公が好きにギターを弾きまくりまーす!皆おいてけぼり!な展開も多々ありましたが、ビリ公とギターの子が向かい合わせになって3〜5度違いのリフユニゾン弾いたりする。むしろ昔のスマパンよりバンドっぽい…とすら思う光景があった。

もともとビリーのワンマンバンドのようなものなのでバンド幻想は少ない。それでも『Siamese Dream』でビリーがイハとダーシーの楽器をとりあげてレコーディングしたこと、ジョナサンが亡くなってジミーが解雇された後、残った3人で作り上げた『Adore』、ジミーが戻りダーシーが去り、メリッサを迎えて行った最後のツアーと言った、傷付け合ったメンバーがくっついたり離れたりするさまには、やはりTHE SMASHING PUMPKINSと言う名を持つバンドの特殊性を感じざるを得ない。

メンバーが代替わりすればリスナーも代替わりする。驚いたのは、再結成後の曲でも反応がよく合唱になったこと。歌詞部分じゃなくてコーラス部分だけど、何故皆タイミングをわかってるんだと思う程だった。 ビリー言うところの“New Generation”は、CDを買わずにダウンロードした最近の曲を熱心に聴いてるのかな、と思ったりした。過去のメンバーのしがらみも、既発曲への拘りもない。OA目当てだったのかも知れない。初めて観るTHE SMASHING PUMPKINS、ライヴではどんな曲をやるのかな?きっと最新作からは必ずやるだろう、丁度ダウンロードも出来るし、聴いてみよう。そうやって新しい曲を憶えてきたのかも知れない。こういうのが続けばいい、そしてこのバンドがこれからも愛されていけばいいな、と思った。

いちばん嬉しかったのは「Cherub Rock」。ジミーのドラムじゃなくても。

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セットリスト

01. Freak
02. Hummer
03. Astral Planes
04. Ava Adore
05. A Song for a Son
06. Today
07. Bleeding the Orchid
08. Eye

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08月10日(火)
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