ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『焼肉ドラゴン』凱旋公演
オモニは荷台にドッシリ鎮座している。アボジはリヤカーを全力で引く。泣き笑いで見送る。さよなら、さよなら、元気で、元気で。でも本当は、また会いたい。

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2019年逝去の舞台美術家 #島次郎 さんの極上セットです。初演2008年から2025年の再再再演までずっと使用も、流石に経年劣化のため今回で廃棄。頑丈だし細部まで作り込まれたこのセットは、資材不足&高騰もあり、現在ではこのクオリティーでの製作は不可能と言われている。#焼肉ドラゴン https://t.co/TYieFKKGzB pic.twitter.com/1Mc8j6ah9c— 松永玲子 (@Matsunaga_Ascii) December 5, 2025
ついにこの日が来てしまった。
新国立劇場『#焼肉ドラゴン』大千穐楽。
鄭義信さんはじめスタッフ焼肉キャストや物語の中のあの人達とお別れするのも淋しいが、
舞台美術家、故 #島次郎 さんと、本当にお別れの日だ。島さんが創ったこの街に立てた奇跡。柱も床もいっぱい触っとくね。感謝。淋しい。 https://t.co/k73YPlMAMd pic.twitter.com/iLEqwOtaHn— 松永玲子 (@Matsunaga_Ascii) December 20, 2025
島次郎さんの遺した名美術ともお別れ。松永さん画像残してくれて有難う、客席からは見られないアングルも。見られてうれしい!

・日韓に橋をかけた『焼肉ドラゴン』の旅┃内田洋一┃note
歳月はこの劇の受け止め方に変化をもたらした。たとえば、重要な逸話として語られる済州島四・三事件への客席の反応。(中略)認識が定着しただろう現在、島を襲った南北分断の悲劇が日本の「在日」社会に飛び火していたという日韓共通のドラマとして受け入れられたのではないだろうか。
次女の夫が疎外感から「北」への帰還運動に加わることを決意する衝撃的なせりふでは、失笑が起きた。(中略)韓国の観客は笑うべきナンセンスと受けとめたようだ。
内田洋一さんの書かれたソウル公演のレヴュー。現代の韓国の観客から観る1970年代の朝鮮半島事情みたいなものも透けて興味深い。今年日本でも公開された映画『脱走』は、脱北する兵士と追手の高官がゲーム感覚で描かれ、その軽さがちょっとした物議を醸していた。当時を知るひとが減っていき、南に住む若い世代が北に抱く感覚も恐らく変わってきているのだろう。
ソウル公演が行われたCJトウォルシアターは、ファンジョンミン主演の『오이디푸스(オイディプス)』を観に行ったな。また行きたいなあ(泣)

・物販が大混雑、列整理も出来てなくて(あれはいただけない)、そのあと待ち合わせしていたので時間が足りず購入断念。10月の小劇場公演ではキンパ、チヂミ、チャプチェのお惣菜盛合わせとかマッコリ、ジュースもあったらしいんだけど今回はあったの? 全然見えなかった。タイガータオル買いたかったよおお、すごくかわいかったの!

12月21日(日)
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