ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『WXAXRXP DJS ワープサーティディージェイズ』
まずはduoを覗いてみるか、と歩を進めるとうおおおいい「Squarepusher Theme」が聴こえてくるじゃないの。慌てて駆け込むと丁度Shobaleader Oneのライヴ映像が流れてましたよ! ラッキー! フロアはまだ閑散。入れてないひとまだあんなにいるもんね……。とりあえず一曲聴いてEASTへ移動。既にOPNのDJが始まっていました。2Fのいい場所を確保出来たので、Bibio始まり迄そこから観た。OPNは繋ぎが強引というか雑(笑)だったけど、わかるだけでもBj醇rrkにLFO(Mark Bell)、Aphex Twinと、Warpにゆかりのあるトラックを聴かせてくれる。Warp20では日本にも来てくれたマーク・ベルが亡くなってもう5年も経つのか、あのときはハラカミくんもいたな……とぼんやりしているとSquarepusherの「My Red Hot Car」が耳に飛び込んできた。フロアがドワ! とわく。へっへっへいい流れ作ったっしょ〜とご満悦のOPN、ドヤァ感すごくて笑ってしまったわ。いたずらっ子みたいな愛嬌だな! フロアへ拍手を贈り乍らステージ上手へ去って行くOPN、そして下手から現れるSquarepusher。大歓声!!!
『WXAXRXP - 30 Years of Warp』でのLive DJ Setや、その翌週出演したグラストンベリーフェスでの『Vic Acid DJ Set』(今日着てたオレンジのadidasパーカー、グラストでも着てた)を基調に……というかそこからまた発展させ、自身のトラックをバッキバキでアゲアゲに解体再構築。ジャジーなベースラインから始まったセットはやがて怒濤の高速ブレイクビーツへ移行、BPM200越えてんじゃないかなーてな暴れん坊ぶりです。赤い靴を無理矢理履かされたわ、踊るわー! 最高だ!
90分のセット中BPMは殆ど下がらず。でも複合リズムなので割れるんですよね。16でも8、4、2でも踏める。載ってくるメロディはさっきも聴いた「My Red Hot Car」だったり「Come On My Selector」だったり「Anstromm-Feck 4」(!)だったり「Go! Spastic」(!!!)だったりと、20年以上にもわたる自身のキャリアを振り返る内容で、それが何よりもWarpへの祝福にあふれたものだった。出てきたときはサングラスかけて(あの暗闇で・笑)パーカーのフードをすっぽり被っていたのに、演奏(あれはもうライヴだもの。そうだよそもそもDJはライヴだよ!)に熱が入るとそんなのどうでもよくなってくるところがどうしようもなくトムだった。爆音にも勝るとも劣らない地声でフロアをあおりまくるのもトムだ〜、あ〜トムだ〜。
最後に鳴らされたのは「Journey to Reedham」、待ってましたといわんばかりの大歓声。準備に出てきたBibioに歩みよってハグ、日本語で「ありがとう!」と叫び、何度も手を振り礼をして(今年RWCでお辞儀をする選手たちのことが話題になったけど、そういえばトムは昔っからお辞儀してたねえ)名残惜しそうにトムは帰っていきました。
ラストのJourney To Reedhamはもう大団円って感じだし、SquarepusherとBibioが抱き合う姿でなんだか泣きそうになるしとにかくSquarepusherが優勝なんだよな pic.twitter.com/BRRKRNMtk4― もりお (@mow_mori) November 1, 2019
ハグ動画撮ってる方がいた〜! この方一昨年のソニマニでショバ公式に動画転載されてた方だわ…いつもいいとこ撮ってる……シェア有難うございます!
Bibioはゆったり開始、いい塩梅でクールダウン出来る音を鳴らしてくれてます。ここでちょっとduoに移動。何故ならWiredcoreディレクションによるAphex Twinの最新ライヴ映像がもう始まっているからだ! なんでトムに被せた! 今回唯一の遺恨だよ! 嘘ですbeatinkには感謝しかありません。20分くらいは観られたかなー。フロアではモフモフのヒゲにキャップ、タンクトップとハーフパンツといういでたちの白人がひとりくねくね踊っている。あまりにも面白い動きなので誰も近寄れない、そこだけポッカリスペースが空いている。夜の深い時間にクラブで見られる光景ですね。そんななかWiredcoreのあの映像ですよ、悪夢か。最高か。ライヴ映像のあとにはリチャぐま満載の「Donkey Rhubarb」が流れてワーイ。
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11月01日(金)
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