ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■LOUIS COLE SOLO SET
しかしデッカい手でちまちま弾かれるちっこいキーボードからはブリブリのどファンクグルーヴ、コンパクトなバスドラからはツインペダルかと思うような(覗き込んで確認しちゃったよ)連打連打。メタルか。そして歌がよい、声がよい。物憂げなファルセットに低音のラップ、性急なリズムに荘厳なハーモニー。なんだかディズニーの『ダンボ』に出てくるピンクの象を思い出して夢見心地になってくる(この例えも自分しかわからん。すみませんね)。悪夢と紙一重ですな。観客とコミュニケーションをとるべくいろいろ話したり煽ったりもするけれど、演奏に集中するとまた閉じていく。ヘッドフォンを片方だけして演奏してた途中で音を拾い切れなくなったのか(まあフロアも大騒ぎでしたので)「ごめんやっぱヘッドフォンする!」と両耳塞いだあとの豹変ぶりには好感を持ったというか、むしろ惚れた(笑)。

歓声をひとしきり受けたあと、いそいそと自分で撤収してる様子も微笑ましい。スティックは何使ってるの? とか明日のGreenroom行くよ! とかいろいろ話しかけられてましたが、急に声かけられると一瞬ビクッとして即ファンとの交流仕様に切り替えるスイッチが見えるような挙動にますますギークみを感じたのでした。いやーいいもの観た。それにしてもマルチにも程があるな。ドラムを存分に聴きたい反面あの歌声もじっくり聴きたい、ビートトラックも堪能したい。とてもじゃないが一本のライヴだけでは全貌が見えない、しかしそのひとつひとつが魅力的。こういうところにもトム・ジェンキンソンを連想したのでした。

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・Mean It - Louis Cole (ft. Sam Gendel)

サム・ゲンデルにも来てほしかった!

・bank account (short song) - Louis Cole

銀行口座のやつ(笑)

・メモ的に。スクエアプッシャーに通じるものがあるというのは一応根拠がありまして、その二面性や長身(笑)、スタイルだけではなくそもそもスクエアプッシャーのリズムはジャズドラムからインスパイアされているんですよね。当時のインタヴュー↓

レコードを紹介したあとバディ・リッチの演奏動画も流れます。一聴瞭然。ルイスもジャズに基盤がある(お父上がジャズミュージシャンってところも共通してますね)し。こうなるとShobaleader Oneの楽曲ちょっと叩いてみてほしいですわ、アダム・ベッツと叩き合ってほしいわ(笑)
久し振りにこの動画観たがトムちん若いわー、21歳。手首ほっそい! 指ほっそい!

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さて、このイヴェントはZA FEEDOのレコ発パーティにルイスがゲストで呼ばれた形。失礼乍らルイス以外の出演者には全く予備知識がありませんでしたが、主催のZA FEEDOも、OAの木(検索泣かせなバンド名ね……アンダーグラウンド気質だなあ)もDJの高崎アフィもとてもよかった。アットホームな雰囲気で楽しめました。

ちなみにZA FEEDOのとき何曲かジェネヴィエーヴと並んで観ました…隣に来てヒイッとなった……私(154cm)と同じくらいの身長だった、てかもうちょっとちいさいかも。Tシャツとふわっとしたスカートの普段着でかわいかった! ステージを見ようと爪先立ちしたりピョンピョン跳んだりしててわかる、わかるよと思った(低身長の共感)。パーティを楽しんでたようでよかったよかった、明日楽しみにしてますよと念を送りました。

05月25日(金)
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