ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『FUJI ROCK FESTIVAL '16』3日目 その1
大儀見さんの髪が伸びてますますジョージ・クルーニーに似ている。菊地さんでなくとも俺、生まれ変わったら大儀見になる。と言いたくなる男前っぷり。高井くんはソロ待ちにマンガを読んではいなかったが欠伸はしており、研太さんと坪口さんはバカンスでリゾートにきたさわやかインテリのよう。アリガスと田中ちゃんはえっ、こうっすか? こう展開するんすか? とコンダクターとの間にしか生まれえない交感に相好を崩しっぱなし。もはやエロい。田中ちゃんと千住くんのアイコンタクトも最後だ。類家くんのtpは刃物のよう、リスのような左の頬袋も本日はより膨らんでおるように見えます。ソリストたちは汗をかき(ヘアメイクバッチリの大村くんは汗ひとつかいていないようには見えたが)、頻繁にポカリを口にし、そしてバッキバキのソロを放つ。合間に聴衆を撮影する。大声で応える、手を振って応える。うだるような暑さなのに頭が冴えまくる。
演奏はガチで素晴らしく、しかし持ち時間50分なので(「Catch22」一曲分じゃねえか)ブラッシュアップされた構成。ところどころ綱渡りのようなところもあり、ジェンガやってるみたいだった。そんなスリルが増せば増す程プレイヤーたちは楽しそう。
「Circle/Line」の前半は初めて聴くようなリズムパターンになっていた。このときの研太さんのあんたら何やってんのという顔がみものだった。導入が相当危うかった「Hard Core Peace」、アウトロは坪口さんと小田さんが前に出てきてソロ合戦。小田さんはショルキー仕様でない有線のkey(ちっちゃいやつ)を持ち上げてきたもんだからシールドがからまりまくって前半は演奏出来ず(笑)その間坪口さんが弾きまくる。菊地さんはゲラゲラ笑ってる、多分ずっと笑ってたんだろう。「菊地ー!!!」ガラの悪い客が終始叫んでる。目をやれば結構な年配な方。ジャズオヤジだね〜。
このガラの悪さ、このカオス。一触即発。これぞ、という感じで最高でした。演奏を終えたプレイヤーたちは固い握手、ハイタッチ、フィストバンプ、笑顔、笑顔。「イキのいいメンバーを見つけたらツアーに出る。そのときはすぐに報告します」。待ってます。
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セットリスト
01. Ronald Reagan
02. Playmate at Hanoi
03. fkA
04. Circle/Line〜Hard Core Peace
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帰宅後菊地さんのブロマガ読んでちょっと涙ぐんだ(エモ)。ホントこのひとの現場を活写する筆致にはヤラれてしまうな。
はああ〜会場についてから怒涛の2アクトでしたよ、ひとまず休みましょ。おやつを買って、オレンジコート跡地はどうなってるのん……とさらに奥地へ。更地にテント、椅子とテーブルでいい休憩所になってました。同じエリアにあるCaf醇P de ParisとBUSKER STOP、SLACK LINES、STONED CIRCLEを見物。ここはのどかでなんだかんだと例年来てしまい、まったりしてしまってなかなか下山出来ない(笑)。当日飛び入り参加OKのアトラクションばかりなので、外国人の方が法被姿でうれしそーに和太鼓叩いてたり、親子が網渡りしてたりとお祭り広場のようで楽しいです。
■はちみつぱい(FIELD OF HEAVEN)
チラ見。K一さんがいる〜。「塀の上で」を聴けた! 世代ではないので矢野顕子のカヴァーの方がなじみなのですが、オリジナルをいい環境で聴けてじわっときた。ときおりヨタロウさんみたいな声がする…と思ったらK一さんと武川さんのハモりで、やっぱ似てるねというか、ヨタロウさんのルーツでもあるからねとか話す。ドラムがかしぶちさんのご子息、橿渕太久磨さん。
■SOIL&"PIMP"SESSIONS(WHITE STAGE)
丈青が金髪メッシュ入ってて、私「MJ(みうらじゅん)……」サさん「YOSHIKIさま……」と思う。個人的にピアノはタッチの重いひとが好きなんだけど丈青は別だなー、むっちゃ軽い、むっちゃ滑らか。音も運指も。おちゃらけフレーズ弾いて社長に「意外な〆だったな」とか言われ、それがまた盛り上がるという。フジ出演も何回めかな、ホームですってな余裕ぶり。秋田さんもみどりんもガンガン行きますぜ。
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07月24日(日)
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