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I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■Joanna Newsom Japan Tour 2016
閑話休題。そんなこんなで聴けば聴く程心がほぐれ、うっとりとした気分になりつつもピンとはりつめたような演奏に気がひきしまる。という相反しているようなライヴでした。登場したときや曲が終わるごとに、そしてチューニングタイムにも拍手がわくような雰囲気のなか、その都度てへっというように肩をすくめてちいさな声でthank you、とかドモアリガト、というジョアンナに骨抜きです。最後の曲ですって言ったときいやだー終わらないデー! とわんわん泣きたくなったくらいです。まじで。いやほんと、終わっちゃうときはさびしくてじわ〜と涙が出ましたよう。なごりおしい〜。アンコールではステージを控えめに照らしていたちいさな電球仕様の照明に彩りが加えられ、そんなさりげない演出も胸に迫るものでした。ダブルアンコールの拍手が長く続いていましたがそのままおひらき、高揚した表情で出ていく観客たち。とてもとても、特別な一夜。
それにしても、この手のアーティストをインディーベースで招聘するのってたいへんだと思うのね…グランドハープの運搬費を考えるだけでもびびるし(菊地成孔がしょっちゅう言ってるのが刷り込み)。前回呼んでくれたコントラリードは今では開店休業状態なので、Sweet Dreamsさんには感謝ばかりです。呼んでくれて本当に有難う〜! スタッフさんたちもとても感じのいい方ばかりでした! オリジナルチケットとか、そういう気配りも嬉しい限り。物販コーナー(P-VINEのスタッフさんかな?)もとても感じのよい対応でした。
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セットリスト(setlist.fm)
01. Bridges and Balloons
02. Anecdotes
03. Soft as Chalk
04. Divers
05. Emily
06. Waltz of the 101st Lightborne
07. Have One on Me
08. Peach, Plum, Pear
09. Goose Eggs
10. Sapokanikan
11. Leaving the City
12. Cosmia
13. Time, As a Symptom
encore:
14. Baby Birch
15. Good Intentions Paving Co.
(大阪はこうだったらしい。結構違うな〜東京も二日目は変わるかも。ああ両日行きたかった!)
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・【ライブレポ】ジョアンナ・ニューサム|L-TIKE HMV NEWS
28日のレポート。27日のライヴ写真も載ってます
・take me to the airport
アートワークを手がけた山口洋佑さんの作品はこちら。フライヤーだいじにとっとくんだ〜
・[FEATURE] ジョアンナのヴィジョン〜Joanna Newsomの5年間 | Monchicon!
ジョアンナを積極的に日本で紹介してくださっているモンチコンさんの記事。読み応えあります
・Sapokanikan
・Divers
ポール・トーマス・アンダーソンがディレクションを手掛けたMVもおいときましょ。『インヒアレント・ヴァイス』の縁ですね。ううう、何度観ても「Sapokanikan」のラストシーンは涙ぐみそうになる〜
01月27日(水)
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