ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■dCprG goes on LEVEL XXX『Franz Kafka's South Amerika』tour
この前後のフロアは異様だった。「やるのか? やらないのか?」と言う空気で充満していた。ことが起こったとき、歓声よりもどよめきが大きかったように感じた。この二曲が繋がっていたときは、「待ってました」と言わんばかりにフロアが爆発したものだが、今回はそれこそカオスな状態だった。それも一瞬、すぐにダンスが始まる。笑い過ぎて脇腹がつった(笑)。そしてちょっと泣いた。ここで本編終わりかな、と思ったところに「構造1」が投下。先生脚がガクガクです。高揚しているのはフロアだけではなくステージ上もそうだった。演奏が終わったとき、菊地さんはメンバーに握手を求めていた。CDJからはハッピーな曲が流れている。
アンコール前のMCはいつにも増してテンパっていた。ちょっとやばいなと思うくらいだった。終演後に会ったサさんも「脳梗塞とか起こさないよね心配だよ」なんて言ってた。ホントにね…そういう自分も「躁期きた?」と思ってしまったよ……まあハイにもなるよなあれはな。聴いてる方ですらこうだもの、いわんや演奏する側をや。人間ドックの結果は良好だったそうなんで頼むよ元気でいてくれよ。書いてもよさげで(個人判断)印象に残った言葉をいくつか。
・プーさん(菊地雅章)のこととDCPRG結成の経緯:最初は吉祥寺のスターパインズカフェとかでやってたんだよ! 誰も踊らないの(爆笑)
・今日のジャケットは肩のところがしょっぱい、汗ではなくて清め塩。相倉久人の葬儀に着ていったのをそのまま着て来た
・大儀見と坪口がいないと俺は何も出来ない、音楽が出来ないどころか朝起きて何をしていいかもわからない、歯も磨けない
・大儀見が休んでたとき、俺はお腹から求肥が溶け出した鮎の和菓子みたいになってた(爆笑:好物だってブロマガに書いてた直後だからその引き出しだね!)
・俺自身は何の変哲もない人間だけど仲間に恵まれてる、メンバーに恵まれてる、たいしたコックじゃないけど高級食材がバンバン入ってくる、そうするとスゴイ料理がバンバン出来る。なにせ、なにせ、なにせ、千住宗臣!(その後「なにせなにせの」と続けて次々とメンバー紹介)
・アリガスが老けた、パッと見わかんないけど俺はここから定点観測してるからわかる
・(物販Tシャツに着替えて出てきた大村孝佳に)大村くんがこんなことしてくれるなんて!
・SNSに不満をぶちまけるとそれでもう溜飲を下げちゃって実際に行動しなくなるって話
・だからSNSはやるなって話
・二丁目のともだちに「アタシたちはHIP-HOP大キライだけどあんたは続けなさい」って励まされた話
・北乃きいと田中ちゃんと俺の体脂肪率はシンクロしてるって話
・アミリ・バラカに「マイルスみたいだねー」って言われた話
この辺りはもう爆笑に次ぐ爆笑で例年のピットインかってくらい口が滑りまくってましたね……。同じトーンでシリアスな話もあり。やっぱり思い出話も出て、久々にP-VINEの天才マタバくんの名前を出たのが嬉しかった(笑)。そうそう、「21世紀の戦争は20世紀とは違う。ストリップみたいだ。脱ぎそうで脱がない。見せそうで見せない。しそうでしない。そして俺はストリップは大好きだ」とも言っていた。これって今日の「Hard Core Peace」がそうだったね。それでは戦争もいつかは起こるのか。さてそのとき、どうしていようか。その前に、どうしようか。有事は日常だ。
その他。
・音源聴いたときもえっと思ったけど、大儀見さんの声ってこんな甘いん? て言う……小田さんとのユニゾンがとても気持ちよい
・アリガスが老けたのは演奏がたいへんだからではないですかね……やたいぼねー
・千住くんと類家心平の髪型、なんかさっぱりして板前みたいになってた
・足元見えなかったんだけど千住くんツーバスだった?
・田中ちゃんのルックスがなんか『天皇の料理番』で徳蔵をめっちゃいじめた荒木(THE SHAMPOO HATの黒田大輔ですよ! いい仕事した!)みたいになってた
・そうは言っても田中ちゃん、「構造1」すごかったね…いや全曲ね……腰抜けるわ……
・ソロイストたちもキレッキレ。津上健太と高井汐人の鍔迫り合い! 類家くんもバリバリ
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07月15日(水)
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