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I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『ふたたび SWING ME AGAIN』
脱いではいないが(てか脱がんでいい)洋服が似合う体型。シンプルなTシャル+シーンズ姿が映える。のびのび育った健やかな青年、と言うこの身体の説得力は、この物語に特別な効果をもたらしていると言っていい。素直な身体には素直な心が宿っており、差別や偏見もない。無知でもあると言えるが、そこに留まることはない。家族にふりかかった理不尽さに怒りを抱くが、それを恨みにはせず、理解への扉を開き続ける。とてもいい役だったなあ。
それにしてもファーストショットからあっこりゃマイルスだろってスタイルで吹く(映像観て研究したんだろうなあと思える)鈴木亮平とか部屋着がcookin'ジャケTシャツの鈴木亮平とか誰得…ワタシワタシって言う……眼福でございました、本当に有難うございました。
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・観たのは先月の27日、その日にシティボーイズも観る。もー格好いいおじいちゃんたちに惚れ惚れした週末であった
・エンドロールに「曽根桂子さんに捧ぐ」の文字。ちらりと出演もしていたSONEのオーナー、映画公開前に亡くなられたとのことです
・『ふたたび SWING ME AGAIN』オリジナルサウンドトラック
音楽は中村幸代、演奏は原朋直クインテット。メインテーマは人生のサウンドトラックにもなりそうな名曲。
看護師を演じたMINJIは歌手としても活動しており、魅力的なヴォーカルを聴かせてくれています
・監督 塩屋俊さんスペシャルインタビュー|salitot醇P
虐げられた人間の辛さ、苦しみをエンタテイメントとしての映画でどう描くか。ハンセン病患者とジャズ、神戸を結びつけたアイディアについて。そして出演者について
・「75歳でこんな“勝負球”の作品に出演できて夢みたいです」財津一郎インタビュー|eo映画
DVDの特典映像で、おじいちゃんたちが揃って「これが遺作になってもいいって気持ちでやってる」「最後になるかも知れない映画がこれでよかった」と言っていて嬉しいやらせつないやら。皆さんまだまだ元気でいてくださいよ……
・「等身大の役だけど、僕はこんなにイイ奴じゃない」 - ライブドアニュース
・鈴木亮平が将来やってみたい役は人気コミックのあの主人公! | MovieWalker
公開当時のインタヴュー
・イベントリポート|塩屋俊監督、鈴木亮平さん 2010年11月14日(日) 15:10の回上映後舞台挨拶|京都シネマ
公開当時、京都シネマでの舞台挨拶
・(一語一会)俳優・鈴木亮平さん 俳優で映画監督の塩屋俊さんからの言葉:朝日新聞デジタル
今年五月の記事。塩屋さんは2013年に亡くなった
・「ふたたび SWING ME AGAIN」コメント&予告
コメント動画内で紹介されているアナログレコードジャケット仕様のプレスシートは、鈴木さんの希望通り公開時パンフレットとして販売されたようです。入手出来た、格好いい! 内容も愛ある丁寧なつくりになっています
07月03日(金)
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