ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■山口晃展『前に下がる 下を仰ぐ』
ギャラリー内最後の第七室には、三年前のエルメスでお披露目された『Tokio山水(東京圖2012)』。これも会期中の夜描き続けられていたものだ(夜な夜な通ったコンビニでは顔を覚えられたとか)。真夜中の銀座、ビルの一室で制作を続ける作家の姿を想像する。展示期間は冬〜春で、再度訪問したとき絵の中に桜が咲いたことを思い出した。ほのかなその色に再び向き合う。今もまた春だ。出口には『どこでもドアは行きたい場所を思い描かなくてはどこへも行けない』。また山口作品に会える場所を想像し、扉をくぐった。
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・作品単体で言うと『ベンチ』『ポータブルマン』『大和撫子』が好きだったなあ。『大和撫子』は「ナデシコジャパン」と読むそうです
・『緑の台所』もよかったなあ。作品のなかにひとり、勘三郎さんに似ているひとがいたよ(微笑)
・水戸芸術館|美術|山口晃展 前に下がる 下を仰ぐ
公式サイト。関連プログラムもいろいろあったでよ
・山口晃 前に下がる 下を仰ぐ | 青幻舎 SEIGENSHA Art Publishing, Inc.
カタログ。作品集として青幻社より出版。英訳文も載っているんですが、『続・無残ノ介』のセリフや効果音も全部英訳してあるのが面白いよ
・美術手帖2015年4月号 | 特集 思想する絵師 山口晃 | 美術出版社
これは保存版! ちょう充実の内容でした。水戸への、水戸からの車中読んで過ごしました
・kai(@flower_lens)/2015年05月02日 - Twilog
当日の水戸あれこれ。撮影した画像等も載せてます
05月02日(土)
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