ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『ショーシャンクの空に』
舞台で前回観た『負傷者16人』でも、益岡さんはとある罪と秘密を抱えた人物を演じていた。陰が色気になる役者さんです。小説を書くと言う形で、レッドはアンディに語りかける。益岡さんの魅力ある声によるその語り口は、説得力のあるものでした。はあうっとり。て言うか実は(?)私、益岡さんのことすごく好きなんだわと今回自覚したね……。そもそも『巌流島』の代役出演以来この方のやることには全幅の信頼を置いてしまっているのですが、それが!今!信頼だけでない何かを!感じている!(笑)やだもう好きになっちゃう!てかはい、好きだわー!素敵だわー!

欲を言えば全体的に芝居が大きかった感じがしました。劇場のサイズに合わせてのことでしょうし、こちらの席が三列目ド真ん中と言う至近距離だったこともあると思います。歌やダンスはこの劇場には丁度いいな!と思える華やかさ、賑やかさだったのでバランスって難しいなあと…いやでもこれは贅沢な話ですね。

その他。

・壁のセットが薄くて、山崎さんがよじのぼるときグラグラしててドキドキしました…アクションも激しいし、皆さん事故や怪我なく千秋楽を迎えられますように

・今回このタイトルの原題を初めて知ったんですが(『Rita Hayworth and Shawshank Redemption』)この“Redemption”が「補償」「救済」のダブルミーニング、なおかつ「買い戻し」と言う銀行用語でもあるそうで、訳って奥深い…と改めて思いました

・『L.A.コンフィデンシャル』でもそうだったけど、特定の世代におけるリタ・ヘイワースと言う女優は特別なものであるのだなあとしみじみ

・後ろの列に盲導(介助?)犬がいて、三幕三時間の長丁場だったにも関わらずとてもおとなしくしていて感心しきり。ときどき鼻息がブーて聴こえたのはご愛嬌、かわいかった

初日開く迄に割引やおまけつき割引が出まくっており、ちょっとしょぼんとしたりも。こんなにいい出来なのに!…口コミで動員増えていくといいな、リピーター割引もあるでよ!

11月09日(土)
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