ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■LÄ-PPISCH 25th Anniversary『Tag of war』Vol.1
「25周年おめでとうございまーす!」と加藤くんがギターをかき鳴らし、北原さんがサックス&ブラス・マガジンとのコラボpBone(かわいい!)を演奏したり、ナーゴが馬の首ぬいぐるみを被って馬のヒヒーンをTpで吹いたりとサービス精神も毎度乍らすごい。このときGAMOUさんが馬だ馬だと叫んでいてそれにもウケた。スカパラ今ツアー中なんですよね。ふとステージに立つひと、のことを思い返したりもしました。役者もミュージシャンもそうだけど、彼らがステージに立つことは日常。しかしライヴを観にくる土地土地のひとたちにとってそれはスペシャルなこと。その日を楽しみにして、オシャレして、いろんな期待を胸にやってくる。それら全てを受けとめて、どの土地でも、どのライヴでも皆がスペシャルな思いを抱えて帰路につけるようなライヴをする。そのショウマンシップには頭が下がります。

一時間くらいだったのかな?にも関わらずまるでワンマンだったかのような濃い内容。湯上がりみたいになって出て行くひとがいっぱい。一旦フロアががらんとなって、しばらくするとビールやドリンクを持ったひとたちが続々帰ってきました(微笑)。

後攻レピッシュ、出囃子は「KARAKURI」。この演奏には雪好も上田現も参加してるんだよなと一瞬思いました。もうどうやってもあの5人が揃うことはないけれど、ライヴハウスで大音量で、この音が聴けたのは嬉しかった。1曲目は「OUR LIFE」、ギターソロでいきなり音が出ないと言うトラブル。恭一がさあソロ弾くぞ〜ってな態でギターを交換した直後だったのでガクッとなった。あれ?と例の両腕あげるポーズで固まってる恭一にローディくんが駆け寄っていく、たのむよー。されるがままでコードの接続なおされてる恭一の姿にはちょっと和んだ。で、音が鳴ったらテへペロして弾き始めたぞこの男!あのデカい口でな!このやろう萌えるじゃねえか!

対バン効果かアゲアゲの連発、いくつになってもこういう負けず嫌いが表に出るところが“らしい”。スカ多め、ホーンセクション多めの曲を並べてきた印象で、これはやっぱ相手がスカパラだったからかなと思ったりしました。そして奥野さんが参加した効果、ライヴを重ねる毎に実感を伴ってくる。メンバー紹介のときマグミが奥野さんのことを「思ったよりすごい風を持ってきた」と言ったんだけど、メンバー自身にも相当な手応えがあるのだろう。演奏可能になった曲が確実に増えたし、その楽曲のポテンシャルが最適な形で発揮されている。あのピアノ、あのアコーディオン。「FAMILY」に「LAULA」なんて、聴いたの何年振りだ…そうそして奥野さんのアコーディオンで「ハーメルン」が聴けたの。3月の『25周年のその1』ではやらなかったのでこれはキた。

マグミが風と言う表現を使ったことが印象に残った。「10ルピー払ってボクは風を待つ だましてもいいぜ ずっと待ってる」を思い出した。待っていた風がきたんだ。

メンバーが水を得た魚のように見えた。この編成で演奏が出来る、このメンバーで暴れられる。実際皆すごく暴れてた。恭一(何度も奥野さんのところに寄って行ってたな)も増井くんも、奥野さんも。矢野くんは動けないのであれだけど(笑)。tatsuのあれやこれやがあんなに表に出るのも珍しいよね…(tatsu比)。マグミはジャンプを連発してて正直ヒヤヒヤした。4月にギックリ腰をやって、直後のARABAKIには車椅子で出演していたそうなので、大丈夫なんかと思うよね…こういうことあんまり言うと悲壮感が漂ってしまうのであれなんだけど、でもやっぱりこの歳になると心配になるのよ。そしてこの歳になるとノホホンとはやってられない、決意と言うものが必ず必要になる。レピッシュのことをいちばん好きなのはマグミなんだろうなと思うし(このインタヴューでも「最後までレピッシュをやって」なんて言ってるしね…こういうことをてらいなく口にするようになった)、実際茶化し抜きで、ステージにいる彼は死にものぐるいだ。だからMCで数も数えられなくなるのよ(笑泣)。下ネタと誰もついてこれない間合いは元来のものですけどね……。


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05月30日(水)
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