ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■四月大歌舞伎『隅田川続俤 法界坊』
終演後隅田川へ出て、レガッタを見物しつつ散歩して帰りました。花見客も沢山。劇場の丁度裏っかわに来ると、簡易フェンスを隔てた舞台の真裏にビニールシートを敷いて花見客がお弁当をひろげていた……あ、あんなド派手な舞台が繰り広げられていたすぐ裏でおべんと食べてたひとがいたのか!こっちはこっちでいきなり背後からバーン、カンカンカンカン、わああああ、よおお〜っ、なんて音が聴こえてきて驚いたことでしょう(笑)。日常と地続きの異空間、劇場は本当に魅力的な場所。
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ところで平成中村座には桜席と言うものがあります。舞台の真横に位置する二階席で、幕が閉じると一緒にしまわれちゃいます(笑)思えば舞台側でお弁当食べてんだよね…(何故そうお弁当に執着する)。
当初は安価な席だったそうで、勘三郎さんから「貧乏人!」と声をかけてもらえたりしたとか(こちらに2008年の記事→・All About[歌舞伎]『平成中村座 桜席の興奮!』)。いつかここで観てみたいなあなんて思っていたところ、今回もっとすごい席があった。桜席の下に…つまり舞台上に、席が、ある!上手に三席、下手に四席。ちっちゃな桟敷席で、掘りごたつっぽくなってて、舞台上に上半身が出てる。幕が開いたら舞台に観客がいるので場内がざわめきました……ええー!?大喜利のときなんか、囃子方より前に座ってるんですよ、真後ろでジャンジャン演奏されるんですよ!お、おちつかなさそう!
タさんに「ななななんですかあの席!?」と訊くと、羅漢席と言うものだとのこと。江戸時代の芝居小屋で「大入り満杯のとき、舞台上にもお客をあげた」ことに由来するそうで、勘三郎さんのはからいにより平成中村座では過去何度かつくられた席だそうです。2009年のこんぴら歌舞伎でも用意されたとか。 こちら(・四国新聞社『舞台上に「羅漢席」登場/こんぴら歌舞伎』)にそのときの記事がありますが、画像にあるとおり、まんま舞台上。ちょー特等席……緊張しておなか痛くなっても絶対退場出来ないよ!逆に幕が開いてその席に知人がいたらめっちゃビックリしそうだよ!
04月15日(日)
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