ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『LIQUID R/U/U/M』
U-zhaan退場後、二面のスクリーンにハラカミくんが映し出された。松本でのライヴの様子で、演奏前のぐだっとしたしゃべりも流してくれた。あー、このハンドマイク持ってのしゃべりがこんなところで観られるとは。機材を置く台が低くて「低っ!!」「腰痛くなりそう。こないだね、朝イチで、ちょっともの拾おうと屈んだだけでギックリ腰になったんですよ……35過ぎるといろんなところに一気にガタがきますよ〜」。フロアから飛んだ声に応えて「何言うてますのん」。屈託のない笑いとぽろりと出た関西弁。演奏が始まる。「river」だ。いつにも増して猫背になった彼の姿が映る。フロアが静まり返った。

ふわりと音と映像が消えていった。大きな拍手。主催者の粋なはからいに感謝。

そんな訳でなんだかすっかり追悼イヴェントみたいな雰囲気に。ウルリッヒさんの来日公演なのにこれはちょっと…やりづらいんじゃないかなと思いはしました。んが、ウルリッヒさんはそんな空気をものともしなかったぜ。80分間世界一周セット(VJ含)!ツンドラから砂漠迄!ひんやりとした音からスタートし、砂嵐のようなノイズを爆発させた終演迄あっと言う間にもってかれました、釘付け。と書くとサウンドデザインの妙で聴かせるみたいだけど、メロディもいいんですこれが。ウルリッヒさんのこと全く知らずにこのイヴェントに来たけれど(ごめんね失礼)、いきなりライヴで観られたのはよかったなあ。アルバムも聴いてみよう!ご本人は痩身で穏やかな感じの方でしたが、小さな機材をぽつんと置いただけのまっさらなステージにひとり立ったその存在感はとても独特。

惜しむらくはお客がそんなに多くなかったことか。時間が経つにつれ、時計を見乍らフロアを出て行くひとがぽつぽつ。時間の感覚がなくなるような幻想的なライヴでもあったので、私も途中ちらっと「どのくらい時間経ってるんだろう。終電大丈夫かな…」と思ったのでした。終演は23時過ぎだったけど、月曜日だったからね。前日のSuperDeluxeの方が沢山ひとが来ていたのかも。

と言う訳で結構な長丁場、ひとりでぼへーと観ていたら隣のひとが声掛けてくれていろいろお話出来たので退屈することもなく楽しかった。ウルリッヒさんを観に来ていたひとだったのでライヴ前にどんな音か教えてもらったりしました。話すうちめっちゃ歳下なことが判明しオロオロしたよ!いい子だったー、有難うございました。

08月29日(月)
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