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I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『日本映画をリードする二人の天才 PART 1 三池崇史のカオス』その2
ううう、観られてよかった。もう大変。なんかもーいろいろ燃えたぎってしまいそうな程の興奮振り、公開当時の記憶が殆どないので(いや観るつもりではあったんだよ、でもぬあー当時のことはもう思い出したくねえ)どのくらい盛り上がってたかを追体験したくて夜な夜な2ch映画板の刺客スレを遡って読む有様です。スレも熱くてすごい盛り上がってて16スレもあって、で2chって落ちちゃうとしばらくHTML化されないじゃない?…ミラーサイトやキャッシュを見付けてきて読むこの自分の執念を何か他の善行…慈善事業等に使えないものか。しかし公開半年弱で16スレてどんだけ。パンフも中古をゲットして嘗めるように読んだ。このパンフすごいいい出来ー、内容ギッシリ写真もデザインもよくてこれで600円てすごいな。
と言う訳でひとさまの感想を読むのが楽し過ぎて自分は何を書いたらいいか判らなくなってしまいました(バカ)。とりあえずひとの感想と2chを読んだ上で明確になった自分のツボを過剰書き。
・内野さん(間宮図書)の顔芸がすごかった。その表情と、グロテスクな程浮かび上がる首の血管と身を切っていく音で、介錯なしの切腹を見せる。この演出はすごくよかったなー
・そうこちらも音効は柴崎憲治さん。もうすごいすごい。このシーンだけでなく、刃物で肉を切る音がもう…本物よりもリアルと言うマジック
・幸四郎さん(牧野靭負)の切腹シーンとの対比としてもよかった。こちらは切腹→介錯で、刀が首を断つ画を見せる。こういうところにCG使うのも面白い
・CGと言えば牛のCGがチャチくて萎えたって感想が多かったんだけど、あれ自分は爆笑ポイントでした。三池さんらしい!て感じで
・それにしてもテンポがよかった。えっ、141分?うそぉてなもんで。オールナイトの最後の一本だったのに(スタート3:40)眠くなるどころか目は冴える一方でした。脚本は天願大介さん
・泥まみれでの斬り合いが始まるともう誰が誰だか判んなくなるんですが(笑)むしろそれがいい
・新左衛門が殿を討つ決意をするきっかけとなる重要な役を、ネクストシアターの茂手木桜子さんが演じていてビックリ!熱演素晴らしかったです
・櫓の上から口上を述べるシーン、役所さん(島田新左衛門)と松方さん(倉永左平太)とふるちん(佐原平蔵)の三人で、えっその三人のなかにふるちんが?と嬉しい反面ビビる。ええっいいんですか?みたいな(失礼)
・そのふるちんは槍の名手。いろいろとちょー格好よかった。いい役だった…(涙)刺客のメンツに入る迄の人生をいろいろ感じさせる、背景への想像力をくすぐる役でした
・で、その槍の名手と言う触れ込みがあったので、高岡くん(日置八十吉)はふるちんに間違って刺されたのかと思った(笑)
・そう、そうなのよ…これって十三人のうち殆ど死んじゃうんだろうな、誰が最初に死んじゃうのかな、誰が生き残るのかな…と言うところもポイントなんですが(前知識全く入れてなかった)、まさか高岡くんが最初とは……。ガーンとなった反面いやこれ役としてはおいしいかも、と思い直す
・また伏線があったもんね!一瞬交わすあの微笑み!このシーンコンマ何秒かで「あ、きっとこの後死ぬ!」と思ったもん、思った途端……うーん、やっぱりおいしい。すごく印象に残った
・十三人のなかに近藤公園くん(堀井弥八)が入っているのが何げに嬉しかったわー
・伊勢谷くん(木賀小弥太)は妖精てことでいいです
・十三人に入れてもらえたときの伊勢谷くんの嬉しそうな表情よかったなあ
・結局最後誰が生き残ったのか?と言うのが議論になっていて、いろいろな解釈があって面白いなあと思いました。どちらにもとれるようになっているのが今回の場合楽しめるのでいい
・で、稲垣くん(松平斉韶)ホントすごかった!あー何をやってもツマンネ、「今日と言う日がいちばん楽しかった」。残虐なんだけどヘンに品がある、その壊れた浮世離れっぷりがすごい
・これはかなり難しい役…どっちかに寄っちゃいそうだもの。キチガイで嗜虐性のある人物か、敷かれたレールから外れられない苦悩の人物か。稲垣くんはそのどちらにも偏らず、まるで当て書きされたかのようにそこに在る。不気味な程それが似合う
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03月06日(日)
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