ID:43818
I'LL BE COMIN' BACK FOR MORE
by kai
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■『1000年後の南米のエリザベス・テイラー』
CDJ入れたのって今回が初だっけ?DCPRGでは菊地さんはsaxを吹かず、NKDSでは指揮をしない(最近ではちょこちょこキュー出してるけど)、歌も唄わない。今のPTAはそれが全部入っている。「Killing Time」のあの展開ってDCPRGで言えば「Circle/Line」〜「Hard Core Peace」のあの流れの系譜だと思うんですが、しかしDCPRGとはやっぱり別もの。ジャンルレスと言えば八方美人みたいだが、それとはまた違うんだ…なんて言えばいいんだ……。強いて言えばダンスがキーワード。この日のリキッドは、ゲラゲラ笑っている隣でひとが倒れるかもしれない緊張感があって、いつ迄もこの時間が続いてほしいと思いつつ今死んでも後悔はないやと冷静に思えて、汗だくで踊っているのに頭の中には言葉が溢れ返る、キリキリと冴え渡るような涼しさがあった。狂ってる。こういうことはダンスフロアでしか、ダンスに特化した場所でしか起こらない。この、ダンスフロアを信じきっているひとたちが作る空間にいられたことを幸運に思う。
だから、「オルケスタのコンディションが絶頂期にある状態」の今こそライヴ盤出してほしいんだけど、あの狂った空気迄パッケージするのは難しいだろうなあ…と言う気持ちもある。リスナーは贅沢で自分勝手なもんです。
カメラが入っていましたが、「DJブースにメガネを忘れてきて楽譜が見えなくて危なかった」「カメラが入るといつもなんか起こる。大体新規の皆さんはまずYouTubeとかでチェックするんでしょうが、そこに上がっているのは不都合なものばかり」(笑)。MCも久々に冴え渡り、オンエアの時絶対カットされちゃうんだろうなーと言う舌禍マンオブジョイトイの面目躍如でしたよ…最近ここらへん鈍ってたように思うので(苦笑)ちょっと心配していたのですが。いろいろね、世の中面倒くさいもんね。「酸欠なんでおかしいこと沢山言ってますが」って、それが標準でいいです。
で、もうベラベラとインチキ発言を繰り広げて最高だったんですが、その流れで「今日この場所にいる皆さんが私の最大の理解者です」って、こういうフロアへの忠誠みたいな心意気をぽろっと零してくれちゃうところがまたニクい。グッときちゃいますよ…。「優しくて泣き寝入り、素晴らしい国ですね」(名言)。
2時間超、PTAでは最長のライヴだったと思います。楽しかった。DCPRGもそうだったけど、いつぱっといなくなるか判らない。だから毎回観に行く訳じゃない。いつでも最後だと思って観に行っている。次があればそれは必ず更新されている。停滞すれば終わるだけだ。1000年後のエリザベス・テイラーはどうなっている?
(セットリストは後で載せる予定)
セットリスト
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01. 導引(タケミツトーンで)
02. OST組曲(はなればなれに - 映画「アルファビル」〜悲しきワルツ - 映画「バターフィールド8」〜バターフィールド8のテーマ)
03. 京マチ子の夜
04. パリのエリザベス・テイラー(cd-j添え)
05. アリア 私が土の下に横たわる時〜オペラ「ディドとエネアス」より(パーセル(ディドとナンシー))
06. 行列
07. 大天使のように
08. 嵐が丘
09. キリング・タイム
10. 組曲「キャバレー・タンガフリーク」3)儀式
11. ルペ・べレスの葬儀
12. 映画「8 1/2」〜 それから‥‥(ワルツ)より
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E1. メウ・アミーゴ・トム・ジョビン(わたしのともだちアントニオ・カルロス・ジョビン)
E2. 時さえ忘れて
06月09日(水)
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