ID:4157
西方見聞録
by マルコ
[201107hit]
■多分、記念碑的な日々Eリアルお医者さんごっこ
もうとっくに退院して落ち着いてますが、追憶日記。
おKさん入院初日は3人部屋に一人っきりだったのだが、翌日には同室のAちゃん、Bちゃんが入院してこられた。3人とも初日と次の日くらいは病人らしい雰囲気なのだが、3日もすると『お家帰りた〜い』というモードに変わる。
喘息児の親は救急も入院もそれなりに経験をつんでいるので退院までに踏むべき検査や手続きを逆算して「うちは多分月曜あたり退院」と見当をつける。
Aちゃんママは前にも書いたけど開業医サンなので自分の聴診器を持ち込んで、娘の肺の音を聞いて「コレならそろそろ退院か?」とかつぶやいていた。
Aちゃん(6歳)とBちゃん(4歳)はそのAちゃんママの聴診器を使って飽きずにお医者さんごっこを繰り返す。2人が医者役と看護婦役を順番に演じ、ぬいぐるみのクマちゃんが患児役。
これが物凄いリアルなのだ。4歳のBちゃんが
「どれくらい前から息が荒くなってきましたか?」とか「看護婦さん、まず血液検査とレントゲンに回して。」とか「とりあえず薬とホクナリンテープ出しときますからそれでダメなら点滴入れましょう。」とか言っちゃうのだ。
Aちゃんの方も「先生吸入は生食(生理食塩水のこと)何CCですか?」とかリアルな看護婦を演じる。
ちいさな2人の長い長い喘息との戦いの歴史に思いを馳せ、親たちは爆笑しながら「笑いすぎて涙が出ちゃった」と涙を拭いた。私も拭いたあの涙は「笑いすぎた」モノかどうか、実はよくわからない。
1号さんも長らく喘息と戦ってきたが、こちらに移住して以来、目に見えて回復への道を歩んでいる。1号さんの長く激しかった戦いが今こうして終息に向かっているようにAちゃんやBちゃんや他の子供たちにも夜が明ける日が来ることを心から願う。
おKさんもこの入院を君の人生のとってもまれな記念碑にしておくれ。お星様にお願いだ。
07月06日(火)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る