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西方見聞録
by マルコ
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■明日香 2008 5月
やっぱ鹿男ロケ地紀行にしようか?
いやいやでも今日はいちご狩りの予約が2時から入ってるのでした。すごい美味さです。1パック1000円規模のいちごがじゃらんじゃらんなってます。食って食って食いまくります。我が家は今年ほとんどいちご購入しなかったんですわ。いちご農家のママ友がおすそ分けはしてくれたけど。1年分のいちごへのパッションをここで解消する私ども。
で、まあ今日はどうしようか?前も行ったけど橘寺でも行くか?と二面石で有名な橘寺へ参ります。
そしたらなんと!今日は「お菓子の日(橘の日)」ってことでお供物のお下がりのオレンジを参拝者全員に配ってました。十一代垂仁天皇のとき天皇の命で不老不死の薬を求めてトヨコノ国(中国雲南省)に旅した田道間守が10年の歳月をかけて持ち帰った「トキジクノカグノコノミ」がみかんになったそう、そんでここは橘寺なんだって。あとこのとき黒砂糖も持ち帰って彼はみかんと薬とお菓子の祖神になったんだって。ふ〜ん。
その後、橘寺内の往生院(お写経道場)へいきます。ここの天井は著名な日本画家260人が花にちなんだ日本画を奉納してくれていて天井がすべて美しい日本画で彩られています。
外は暑くみんな疲れていました。畳空間のお写経道場には5月の風がそよそよと入ってきて涼しくていい気持ち。そしてここには天井の日本画を見るという口実があります。私たちが入る前は誰も寝てなんか居なかったんですが、あめでおさんが最初にごろんと横になり「こうすると絵がきれいに見えるで」と子どもに呼びかけると他の参拝者もごろんごろんと横になり、ほとんどダイイン状態。あとからこのお写経道場に入ってきた人はみんなが寝てるんでぎょっとしながらも、郷に入っては郷に従えと、おずおずとゴロンと横になります。
ごろんと横になるブームを作ったあめでおさんは「これがニーズ発掘ということか」と渋くつぶやくと子ども達と心行くまでごろごろしてました。
05月03日(土)
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