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西方見聞録
by マルコ
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■いい夢ばっかりじゃないけど悪い夢ばっかりでもない
ビクトリア湖ですぐに大きくなるでっかいナイルパーチが放流されました。湖の魚はナイルパーチにいっぱい食われてしまってます。でっかく太ったナイルパーチをヨーロッパや日本に輸出するのためにたくさんの旧ソ連の軍用カーゴ飛行機が飛来しています。
町には飛行機のパイロット相手の売春婦さん(マラヤさん)が一晩10ドルで春をひさいでます。たくさんの若い猟師が現金収入を求めて農村から湖の傍に移動してきています。そうやってにわかに出来た漁師村には若い猟師と売春婦さんが居ます。(タンザニア人向け売春婦さんは画面に登場しません。)村ではそういう農村の若年人口の移動が元でエイズが蔓延しています。孤児になった子どもたちはストリートチルドレンになって町を徘徊します。ナイルパーチの梱包剤を燃やしてシンナーなんかもやってます。
1日200万食分のナイルパーチの切り身がヨーロッパに運ばれますがタンザニアは旱魃で飢饉が起ころうとしています。切り身は外国に売られるけどものすごい大量のアラは地元の人がすごい状態で加工して食べています(この映像はすごい)。
どうも飛来する飛行機はナイルパーチをもっていくだけでなく、ヨーロッパから武器をアフリカに運んでその帰りにちょっくらナイルパーチを積んでヨーロッパに帰っているようです。
02月26日(月)
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