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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■少年Aよ、名を名乗れ!

 1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の加害者である少年A(『酒鬼薔薇聖斗』が手記を出した。『絶歌』と題されたその本は書店に平積みにされている。オレはその本の出版に対して不快感はあるが。少なくとも日本では「言論の自由」は認められているわけで、アイドルグループが自民党政治を批判しても逮捕されることもないし、オレがここで安倍晋三首相の悪口を書いてもそれでブログ閉鎖に追い込まれるわけでもない。そういう意味で日本は本当にすばらしい国だと思うのである。韓国のように親日的なことを書けば国外追放されてしまう国もあれば、中国のように共産党批判をしただけで政治犯として収監される国もある。

 さて、今日はオレの個人的な見解を述べてみたい。少年Aに対して、オレは犯行時の実名を知ってるが、ここではそれは使わず、今日の日記はオレから少年Aへの私信として書いてみたい。呼びかけなので本文中では少年Aに対して「おまえ」と書いておく。

 オレの最大の不快感はその出版が匿名であることだ。なぜ顔出ししないのか。少なくともおまえ自身が過去に犯した連続殺人事件とちゃんと向き合うつもりならば、顔を出し名前を出して、その上でこの本を出版するべきではなかったか。オレはそう思うのである。パリ人肉食の佐川一政さんのように、おまえもちゃんと名前を名乗って顔を出して、批判も罵倒もすべて引き受けて、そうして生きていくことが必要なのではないか。おまえが生きているのはただ単に「少年法」という欠陥のあるシステムのおかげである。本来生きて世の中には出てくるべきではない存在なのだということを自覚し、その上でクズとしての生を全うすべきじゃないのか。

おまえのような人間が存在するだけでオレは不愉快だ。しかし日本国憲法ではすべての人の基本的人権が保障されているわけで、もちろんその中にはおまえも含まれている。そこが北朝鮮や中国と違うところだし、親日というだけで財産没収されるどっかのむちゃくちゃな国とも違うのである。それはすばらしいことであるとオレは思う。

 単なる娯楽目的で2人の児童を殺害し、一人に大けがを負わせたおまえの行為は成人なら死刑だ。オレが裁判官ならそうした判決を下すだろう。無差別殺人者の中でもおまえや宅間守や名古屋大のタリウム女子大生のようないわゆる「サイコパス」は改善の見込みがない精神異常者である。貴志祐介の小説「悪の経典」の主人公みたいな人間が現実に存在したのがまさにおまえである。

おまえのようなサイコパスは死刑にするか終身刑にするかしておかないと、一般市民の安全が守れない。きっとおまえの心の中には「また人を殺してみたい」という衝動が残ってるだろうし、それがおまえの性的快楽につながったというのはまぎれもない事実だ。ハードボイルド小説の大家であった大藪春彦氏の小説には「殺人淫楽症」(人を殺すこと自体に性的興奮を覚える外道)が登場するが、おまえはまさにそういう外道なのである。引用されてネットに紹介されている「絶歌」の一部のフレーズからはそうとしか読み取れないのだ。

 出版社は本が売れればもうかるし、テレビは視聴率が取れたらOKだ。そういうわけでこれからもおまえの本を出したいという出版社はあるだろう。佐川一政さんがかつて「作家」として生きようとしたように、正体がバレたらまっとうな就職ができない以上、おまえが本を書いてその印税で生活したいと考えたこと自体には合理性がある。ただそれが「匿名」という形であることがオレは許せないのだ。少なくともこうして本を出す以上、その書き手であるおまえもカミングアウトするべきだろう。

世の中のまっとうな大人たちから見ればおまえは外道でありクズだ。人を殺してその罪を償うこともなかったサイテーのクソ野郎だ。その事実は一生消えない。サイコパスのシリアルキラーとしてこれから生きるしかないのだ。


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06月25日(木)
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