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江草 乗の言いたい放題
by 江草 乗
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■日本は紛争地の難民を受け入れよ!

 ロシアは堂々とウクライナ侵略を開始した。中国とロシアという二大覇権国家に共通するのは「武力によって領土拡大するのはOK」という帝国主義的な価値観である。第二次大戦が終わってそうした価値観は完全に否定されたはずなのにこのようなことになった理由として、オレは中国のチベット侵略とかロシアの北方領土不法占拠、韓国の竹島占領とかを放置した結果だと考えている。

アメリカは「イスラム国」への空爆を行ってるが、それによって犠牲になるのはイスラム国のテロリストだけではない。一般市民も巻き込まれて死ぬかも知れない。力による解決は結局は多くの犠牲を出すだけである。安倍晋三が「集団的自衛権」を行使するということは、そうした力による解決に手を貸すだけで、真の平和実現にはほど遠い。平和国家日本の取るべき道とは何か、オレはそれをここで主張したい。

 日本は世界一安全で平和な国家だ。犯罪も少ないし、住民のモラルも高い。だからこそこの主張が可能になるのだ。「戦争がいやな人たちは日本に逃げてきてください」という形で、難民を受け入れるのである。

 ガザ地区のパレスチナ人、ウクライナ東部のウクライナ人、クリミヤ半島で迫害されているタタール人、新疆ウイグル自治区のウイグル人、そうした人々に「戦争のない日本で静かに暮らしましょう」と提案するのだ。「困ってる人を助ける」ことこそが「武士道」であり、「義」の精神ではないのか。

 かつて杉原千畝はリトアニアに逃れてきたユダヤ人に対して、政府の方針に逆らって人道的な配慮からビザを発行した。ドイツでユダヤ人が迫害されていたことは世界に知られていたのに、多くの国がその事実を黙殺し、中にはナチス支配下のフランスのように協力してユダヤ人狩りをする政府もあった。杉原千畝の行動はまさに「武士道精神」である。今日本は世界に対してその「武士道精神」を発揮する時ではないのか。アメリカの子分となって集団的自衛権に参画するなんてくだらないことよりも、もっと大きなことができるはずだ。

 少子高齢化対策として、安倍首相は外国人単純労働者を大量に受け入れることを考えているようだがとんでもないことである。そんなことをすれば大量の中国人が日本に押し寄せて、いつのまにか日本は中国人に支配されてしまう。一つの国から大量に移民を受け入れることは絶対に避けないといけない。その国の移民だけでかたまって大勢力となってしまうからだ。

 そうではない形、つまりパレスチナ人を1万、ウクライナ人を1万、クルド人を1万というふうに、いろんな民族を少しずつ受け入れていくのだ。そして日本の社会に溶け込んでもらうのである。

 日本というのは宗教に対して寛容な国家である。日本には八百万の神が存在する。そこにイスラム教を信仰する人々が加わったところでなんら問題はないのである。大都市にはもっとモスクを建てればいい。そうしてイスラム圏の人々とも共生を図るのだ。

 難民の中で農業をしたい人には、耕作放棄地になっている山村を斡旋すればいい。放置すればどうせ多くの山村は無人になって滅びていくのである。北海道の下川町みたいに山を林業資源の宝庫と見なして町を活性化できるようなモデルはごくまれであり、ほとんどの田舎の山村はこのまま無人となって廃村化していく。今すでに高齢者しかいないような地区は、その高齢者が死ねばもう無人になるしかないのだ。まだ住民がいるうちに難民を受け入れていくことで村を救うことができるのである。


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08月25日(月)
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